遊休地で育てたそばの実を石臼で曳き、手打ちそば作りにも挑戦しました。
平成23年12月10日(日)
宮新田班は西部森林組合・種部係長さんを講師に招き、杉苗の植え方についての研修会を現地にて実施しました。
我が会のメンバーと云えば、家のまわりやごく近くに大きな杉の木がある者ばかりですが、実際に杉苗を植えた経験のあるものはおらず、今回の研修となりました。
本当は県が開発中の無花粉杉を苗木として購入希望したのですが、一般的に手に入るにはもうちょっと難しいとのことで、河合谷杉と云う品種の苗木での実習となりました。
講習会終了後、今年最後の作業と云うことで、現地においてあった資材・電動工具類を撤収し、来春からの活動再開に備えました。
荒町班はJA南郷支店の倉庫前をお借りして、先日刈り取りをしたそばの実の選別作業となりました。
刈り取りの後、乾燥、そばの実をたたき落とし、再度シートで広げて乾燥させたものの選別作業です。
唐箕(トウミ)と言われる昔ながらの選別機にかけ重量別選別をし、目の違う篩(フルイ)で大きさ別選別をし、最後に目視で石や泥の塊を取り除く作業です。
これが想像以上の作業でして、特に私のような老眼になりかけの者にとっては大変効率の悪い状況になってしまいました。
平成23年12月31日(土)
今年、我々が整備しているエリア内や林道近くの遊休地などを利用して育てたそばを使っての「手打ちそば作り」が、JAいみず野南郷支店の調理室および研修室を利用させていただいて開催されました。
12月25日(日)に石臼で挽いたそば粉を使い、JAいみず野中野さん(そば打ち段位3段の腕前の持ち主)に講師をお願いしての挑戦です。
水回しから捏ね、延しから切りまで見よう見まねでの挑戦でしたが、私も含めて何人かは複数回の経験者もいて、2時間余りで約50人分の「年越しそば」を作ることが出来ました。
来年から、地域の催しものの際に「手打ちそば作り」もどうか? との話も出ましたが、「それまでにはもうちょっと、腕磨かんなんね〜」と言う中野さんの講評に一同納得。
家に帰ってからの評価を楽しみに、今後の展開が気になる、今年最後の活動であったと感じております。
来年また「そばつくらんまいけ〜!」