平成28年1月6日(水)
近年は恒例となっております「正月スキー」に行って参りました。
正月3日に来た「従兄弟の子」と『今年は雪ないね〜!スキー学習まで、雪積もろか?』と言う話になりましたが、『おっちゃん、今年ウエアーも買ったから、どっか連れてって!』と言う事で、私の都合もあって6日と言う日程だけ決めて『その日に雪のあるスキー場へ行くまいけ』と約束をしました。
例年ですとスキー学習でお邪魔する「牛岳スキー場」へ行っているのですが、今年は暖冬と言う事で「人口雪」の部分しか滑れないらしく、この日の朝(6日)には、県内で一部滑走可能なスキー場が無くなってしまいました。
でも約束したからには『何処か』へ連れて行ってあげなくては?と考え、『新潟か信州方面に行ってきます、帰りちょっと遅くなるかも・・・?』って言って出発しましたが、一番近い「糸魚川シーサイドバレースキー場」でも積雪が25cmしかないという事で、途中のパーキングエリアから『野沢温泉、上の平』に電話をしました。
私の学生時代のアルバイト先としてや、ボーイスカウト時代のスキー研修先として、そして私の家族スキーの本拠地として、以前は毎年通っていたスキー場でしたが、議員となって最初の年に行って以来「約15年」ぶりの電話でした。
電話の相手は「野沢温泉、上の平ロッジ」のオーナー『上野秀夫』さんがその人でして、電話の呼び出し3回目に久しぶりに声を聞く事が出来ました。
『ご無沙汰してます。野沢は雪ありますか?』と言う問に『久しぶりやね、元気け?今どこ?来られ!野沢も雪少ないけど、上の平は滑れるよ。昨日も少しだけど雪積もってる。』と言う返事でして、当初の予定にはなかったルート変更となった訳です。
野沢温泉スキー場「長坂ゴンドラリフト」近くの駐車場に着いたのが、11時半過ぎでしたから小杉インターから約3時間。
天候も「曇り」と言う事で、さほど気にならない(帰りは別として)所要時間だったと思います。
山頂の「やまびこ駅」に着いてスキーをはき、「上の平」の暖斜面をお土産の「ますの寿し」片手に、約1km滑って「上の平ロッジ」に着いたのが12時20分くらいでしたが、この時の天候は「晴れ」。
意外と多くのスキーヤーがいる事にちょっぴりびっくりしました。
時間も少し遅れましたが「お昼」と言う事で」、早速ロッジ内へ、事前の連絡もしてありましたので、秀夫さんもすぐわかりテーブルにも座らずに「何やかんや」と話をしておりまして、気が付けば従兄弟の子とお友達のお二人は『ちょっとおかんむり!』『ごめん、ごめんお昼好きなもん食べられ〜!』って、少しなだめて許してもらいました。
私も秀夫さんとの話に夢中で最初気が付かなかったのですが、昼食のハンバーグカレーと野沢菜を取ってきて周りを見渡せば、ロッジ内にある約30ほどのテーブルのうち、半数以上が外国人(西洋人)のお客さん(アジア系のお客さんは1〜2のテーブル)。それもお子さん同伴のファミリーの姿が多い事に気付きました。
確か、北海道や白馬などで外人さんのスキーヤーが増えているという事は「耳には」しておりましたが、野沢もこんな状況とは知りませんでして秀夫さんに聞けば「野沢で以前に民宿を改装した所なんかは、スキー人口の減少で民宿を手放した方が多かったのだが、そうしたところを買収して「外人向けのミニホテル」として客を呼び込んでいる業者がいるのだとか。
野沢は、民宿が温泉街に点在しているので「アフタースキー」としてに環境も満喫でき「外人受け」しており、シャッターが閉まっていた店舗を改装して「夜になると外人さん向けのラウンジバー専用になる店もある」との事でした。
この店(上の平ロッジ)でも、(英語を話せる人がいないので)時々トラブルけど『日本人のスキーヤーがこれだけ少なくなってきた状況からすれば、外人観光客様さまやちゃ!』とう事でして、そうした話をしている横でロッジのスタッフが「かつ重No1&No2、プリーズ」って叫んでおられました。
外国人観光客の受け入れと言う事で、ちょっとした「意外さと関心」を持った一幕でした。
昼食を食べ終え、ソフトクリームもサービスしてもらい、いざスキーを!と外へ出てみたら、周り中が「ガスっていて」視界不良の状態。
秀夫さんとの記念写真を撮り終え、別れを惜しみつつも、三人で頂上のやまびこゲレンデへ向かいましたが、一向に「ガス」がはれる気配がありません。
『200mほどづつ滑って、止まってるから、後からついてきてね!』って言って滑りだしたのですが、・・・『キャーキャー』って賑やかな声の二人がすぐ後ろに着いてきているので、ちょっと安心!・・・でもこの二人、ちょっと暴走スキーヤーの気配あり・・って、とこですかな!
元気な二人につられて休憩もなく二時間半滑りっぱなしでしたが、雨や雪の心配もなく風もなかったので、私には十分に楽しめた「初すべり」だったと思いますが、二人のお嬢さんの表情からすれば「ちょっと物足りなかった?」のかもしれませんでした。
下りのゴンドラリフトは中間駅の「湯の峰駅」からの途中乗車となったのですが、山頂から二人の先客がおられまして、「Did you come from where?」「It is from Australia」「How many days will be staying in Nozawa?」「It is three days」「We came from Toyama。Toyama is the prefecture facing the Sea of Japan in the middle of Japan。Please come also to Toyama」って、片言の英語で話ていたら、『おっちゃん、英語話せるが!何言うとんがけ?』ですって。
一昨年ヨーロッパ行った時の事前研修(私なりの)、しといて良かった〜!
・・・この二人、帰りの車の中で「寝るのか?」と思ったら、ず〜っとしゃべりっぱなし。・・・ほんまに元気やね〜!
スキー学習の時までに、雪降ってくれればいいな〜!