平成28年8月10日(水)
いよいよ試合が行われる当日となりました。
ブラジルは日本から見て地球のちょうど裏側辺りになる関係上、試合開始時間がこちら(日本時間で)の夜から朝にかけてになるとの事でしたが、会場のラポールには少年柔道クラブや中学校・高校の柔道部の皆さん、市や県の柔道連盟関係者そして地元小杉の皆さん等など、会場があふれんばかりの人でいっぱいです。
私も高校同窓会の皆さんと一緒に、松平校長先生と並んで会場席で応援をさせていただきました。
冒頭、夏野市長さんや橘川富山県及び北信越柔道連盟会長さんンなどのご挨拶などがあり、応援団長さんに合せてバルーンステイックを叩いたり、応援の掛け声を合せたりする練習を繰り返すうちに、本番の試合に向け会場自体が「熱く」盛り上がってきた様に感じられました。
今になってではありますが、私が感じた最大の山場と言えば、やはり二回戦でのキム・ボーリング選手との試合ではなかったかと思います。
この試合、開始早々に有効を取られた時は「さすがに第一シード選手だけのことはあるなぁ!これは大変な試合になりそうだ?」との予感。
試合中盤に遥選手も有効を取り返し、その後も大外刈りなどで積極的に攻めるものの、有効な判定には至らず延長戦に!
PV会場も遥選手・キム選手の一技ごとに一喜一憂、皆さんの大きな声援が届いたからなのか「有効」を奪い、2−1のポイント差で接戦を制した時には「大きな歓声と喜びの声」が会場いっぱいに響き渡りました。
私も持っていた「団扇」を応援の度に「叩いて」いたのですが、壊れていたことにも気付かなかった位『大興奮』しておりました!
でも「最高の試合」だったと思います。(会場の皆さんがそう思っておられたのでは?)
この後の準々決勝、準決勝と順調(それなりにハラハラ・ドキドキもしましたが)に勝ち進み、決勝が始まったのは日付も変わった11日の午前3時頃だったと思いますが、多くの皆さんにPV会場に残って頂いており、ジュリ・アルベアル(コロンビア)選手との決勝戦に一段と大きな声援を送っていただきました。
その戦いと言えば、開始57秒で指導を受けるものの、得意の大外刈りなどで攻めに転じ、2分19秒に「技あり」を奪うとともにそのまま抑え込み、見事な一本勝ちで見事「金メダル」を獲得してくれました。
「やったあ〜!」「万歳!」会場いっぱいに皆さんの喜びの声が響き、その場に立ち会えた私にとっても『最高!』の瞬間だったと思います。
遥選手「本当に、おめでとう!」