
平成22年5月15日(土)、16日(日)
快晴に晴れあがった大空に、皆さんの期待と夢をのせて多くの凧が天高く舞い上がりました。
今年の凧まつりは、2日間とも天候に大変恵まれた素晴らしいコンディションで開催され、初日の子供たちの凧上げから全国の名物凧揚げ、二日目の児童クラブ凧、企業のコマーシャル凧そして自治会凧揚げまで、多くの凧が大空に舞い上がる素晴らしい大会になりました。
こうしたなかで初日の注目の的だったのが、昨年に引き続きの越中だいもん凧の会の皆さんの「100条凧」への挑戦でした。
昨年は風がなく、私も引き手となったように多くの皆さんが親綱を協力して引っ張り、地上からほんのわずか(2〜3m程)ではありましたが浮かせる事が出来ました。
しかし、100条もの凧ですので風のない状況ではそれ以上揚げられない現状に「もっと風が吹いていればなぁ〜」といった声があったことを記憶しておりました.
今年の挑戦は・・・
青空が広がり、風もあり昨年の状況を知っている私にとって(私のみならず、多くの方が)、この日のコンディションからすれば空に舞い上がること疑いなしとの思いを強くしておられたと思います。
写真のように、夏野市長さんも引き手となられて準備が進み期待と注目が高まる中、大きな凧の端に竹柱がかけられ徐々に風上に向かって大凧の端が揚がり始めたそのとき、風向きがちょっと変りました。
今年は引き手の心配はいらないだろうと、写真を撮るのにちょっと離れていた私にも感じ取れるような変化でした。
100条という大きな凧の先端をあげていた状況でしたので、引き手の皆さんが綱を引き始める前の段階で、凧が横倒しになってしまいました。
それでも凧を修繕しなおしながら、2回目、3回目と挑戦をされ「100条凧」を大空高く揚げることはできませんでしたが、越中だいもん凧の会のメンバーのみならず全国からおいでになった皆さんも修繕に協力をされている様子を見ていると、凧上げに情熱を持っておられる皆さんの凧を愛する気持ちを改めて知ることができた凧まつりとなりました。