
平成22年12月18日(土)
今年の夏(お盆前)に、我が家近くの休耕地をお借りしてそばの実を播いて、そば作りに挑戦していることについては、以前このHPでも紹介しましたが、10月に収穫したそばの実を石臼で曳き、今年の年越し用そばの原材料を確保できました。
なぜ、こんなことを始めたのかということに関しましては、以前に書き込みしたとおりでありますが、そば打ちの師匠である中野さんと何かと巻き込んでしまう炭谷さんの3人で、今年とりあえずの目標達成ができたので喜んでおります。
私自身に関しましてはそば粉を曳いたこの日も大変でしたが、そばの種蒔きから、草取り、収穫、乾燥そして選別と昔ながらの体験に挑戦できたことで、最近よく耳にする「スローフード」についても考えさせられるよい機会となりました。
この日の石臼作業に関しましては、我が家にあった石臼を前日からたわしでこすってしっかりと水洗い。
なにせ、私がこの臼を使っていることを見たことがない代物ですから・・・。
石臼の使い方(だいたいは分かっているつもりでも)について正確なことが分からず、親父さんの指導を受け臼の心棒を作ったり、臼本体を回すぶら下がり棒を調整したりと実体験。
実践開始となりましたが、最初はなかなかそばの実が曳けません、その理由は回転方向が逆だったからでして、これに気付かなければどうなっていたことか…?
親父さんがいない間で良かったね〜「おまえっちゃ、そんなことも分からんだがか〜!」と言われること間違いなしでして、親父さんの気性を良く知る3人で苦笑いでした。
石臼作業開始が午前9時ころ、昼食を挟んで終了できたのが午後3時半頃でしたので、実質的に5時間余りの作業となりました。
私たちが種蒔きから収穫できた分で約2kg、その他いろいろなところで収穫された物(私以外の2人が仕事柄も含めて、味比べをするために集めたもの)で約3kg、合計5kg余りのそば粉を確保できました。
この量ですと、私が指導をいただきながら挑戦していることから察して約60人分ほどのそば粉となる量です。
3人で日程調整をした結果、23日の試験打ち、31日の年越し蕎麦打ちということになりました。
さて、そのお味については来年早々にも、このHPで報告できるかも・・・?