日時 平成20年12月12日(金)
場所 第一イン新湊
主催 射水商工会議所
テーマ 「アートな心」でまちづくり
講師 財団法人 地域創造
常務理事 高橋正樹 氏
今日、地域における文化・芸術の振興は、地域の住民生活を豊かにするとともに地域の防災・犯罪や教育、福祉のみならず、地域経済やまちづくりなどの様々な分野に多くの効果が期待されております。そのようななかで、行政体はその主たる推進役としての役割を担っていかなければなりませんが、文化・芸術による地域づくりの意義や効果については十分整理されているとは言い難い状況にあります。
1980年代から90年台にかけて、行事会場となる市民ホールや美術館など多くの文化施設が生まれたのも、「物の豊かさ」から「心の豊かさ」への意識変化を反映させたものと考えられます。
「アーティスト」には創造力があります。新しいものを造ろうとする力があります。
「公立」の文化施設は質の高い芸術文化の提供を通じて、創造性豊かな地域社会づくりに貢献することが求められています。(行政が推進役)
また、地域の宝である「祭り」や「イベント」などに市民一人ひとりが誇りと自信を持ち、その素晴らしさに気付き、それをより多くの方々に語ること。そうしたことで、新たな行動が生まれ、地域づくりの輪が広まっていきます。(市民が推進役)
そして、それらを「一過性にしない」継続していくことで「アートな心」でのまちづくりができるのです。
前回レポートでも紹介しましたが、今回の講師である高橋正樹氏(前 総務省大臣官房審議官、高岡市出身)とは以前から個人的お付き合いもさせていただいており、講演終了後約2時間ほどいろいろな話もさせていただきました。
中央が高橋正樹さん、堀副議長(当時)と3人で