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2013-11-10 00:50:52
議会運営委員会 行政視察

議会改革に積極的に取り組んでおられます、兵庫県三田市および京都府亀岡市を訪ねました。


平成25年6月26日(水)〜27日(木)

今年度から議会力の向上を目指して、射水市議会 議会運営委員会や港湾振興およびいじめ・問題行動等の特別委員会においても行政視察をすることになったことは、以前にもこのHPにおいても報告を致しておりますが、6月26日(水)27日(木)の二日間において議会運営委員会の行政視察が行われました。

平成25年6月26日(水)
兵庫県 三田(さんだ)市を訪ねて

三田市は兵庫県の南西部に位置し、神戸市街地から六甲山系を越えて北へ約25km、大阪から北西へ約35kmの圏域にある、人口 約115,000人、面積 約210㎢、議員定数 24名の市です。

議会基本条例および政治倫理条例制定についてお聞きしました。

先ず、議会基本条例の制定に関しては、議会改革の取組みは平成16年度に「議会のあり方検討会」が設置されて以来、その担い手が「議会改革プロジェクトチーム」や「議会改革検討委員会」等と変遷を経ながら議論を重ねてきたが、一方で平成21年から三田市長の意向により、まちづくりを進めるための基本的な考え方やルールを定める「まちづくり基本条例」の策定作業が開始されました。

そしてそれは市民、議会、行政の三者がそれぞれで素案を作成し、それらをもとに一つの案を策定しようという全国でもまれな手法により進められることになったとのこと。

こうした中で、議会の役割についても議論することが求められ、(平成18年5月に北海道栗山町において、議会を統括する機能を備えた議会基本条例が制定されて以来、全国的にもそうした動きが広まっていたこともあり)三田市議会でも議会基本条例を制定する必要性を認識し、平成22年10月の臨時会において「議会基本条例検討特別委員会」が設置されることになりました。

以降、正副委員長がたたき台の条例案を作成し、各委員が項目ごとに条文案を委員会ごとに持ち帰り、主として北海道栗山町、京都府京丹後市、三重県、福島県会津若松市等の条文と比較しながら検討された。また、検討に当たっては自由討議を用い、各委員が自由闊達に意見を出し合われ、広島県呉市および山口県防府市等の先進地視察や宝塚市議会の議会報告会の視察、丹波市議会の議会基本条例市民説明会の視察等などを経て、平成24年1月から2月にかけて市内7会場での市民説明会の実施、その後のパブリックコメントおよび市民フォーラムにおいて意見徴収をした後、議決事件条例検討における当局との意見交換等を経て、平成24年6月26日に制定され同年7月1日から施行されました。


次に、政治倫理条例制定に関しては、平成18年は執行機関側で不祥事が相次ぎ、コンプライアンスを巡って大いに揺れたことから、同年10月1日に職員倫理条例が施行された。
当時の三田市議会においては政治倫理に関する申し合わせはあったものの、公職選挙法に関連する事項が主なものであったとのこと。

全国的に議会を取り巻く状況も、第28次地方制度調査会答申において「地方分権の推進に伴ない、地方公共団体の自己決定権およびその役割が拡大し、住民への説明責任を果たすことがますます重要になっているなかで、議会に対しても「多様な民意を反映するものになっていない。住民参加の取り組みが遅れている。行財政改革や公金支出への監視機能の強化。透明性の確保等など」厳しさが増している状況だったことなどから、平成19年2月に「政治倫理検討委員会」が設置され、三田市議会として開かれた議会、透明性の高い議会を目指すうえで議員に求められる倫理とはなにか議論されることになりました。

新宿区、立川市、宝塚市、長崎市等の条文を比較検討したり、尼崎市議会政治倫理条例について条例制定の経過を聞き取り調査する等され、平成19年12月に条例案を議長に報告、翌20年6月27日に制定され、同年10月1日から施行されました。

この他にも、議会報告会について。議会インターネット録画中継について等をお聞きしました。


私が特に感じたことと云えば、議会基本条例の策定に関しては「議会改革プロジェクトチーム」(H21年〜、24人に議員の内、20名参加)では議員定数と議会改革に2点に絞っての協議。「議会改革検討委員会」(H22年〜)では議員定数と基本条例についての協議がされていたことはごく一般的な議会改革の動きではないかと思いましたが、平成21年からの市長の意向で開始された「まちづくり基本条例」策定のタイミング。加えて言うなら、それを市民、議会、行政の三者がそれぞれ素案を作成されようとしたことが、市議会の基本条例策定の大きな後押しをしたことになったのではないか。と感じました。

また、議会基本条例素案の住民説明会を知らせる市議会だより臨時号(昨年1月)や今年4月から議会報告会の開催に関する市議会だより臨時号を見させていただきまして、議会側の情熱と住民の皆さんの関心の高さをあらためて感じたところです。

また、今回の視察についての経過および条例の中身に関しましては、議会事務局の方が中心として説明いただきましたが、質問などに関しては議長さんそして資料作成の中心的存在(だと感じましたが?)であろう議員さんから、議員間での協議過程等を交えて丁重な回答を頂きました。
この基本条例が1年半と云う期間の協議を経て検討されたこと、かつその検討に当たっては自由討議で行われ、各議員の方が自由闊達に意見を出し合われた結果から策定されたという熱い想いであろうと感じております。

平成25年6月27日(木)
京都府 亀岡(かめおか)市を訪ねて

亀岡市は京都都市圏および大阪都市圏の双方に隣接、京都府のほぼ中央美に位置し、地形は周囲を山に囲まれた盆地で、中央に保津川の清流が貫いている、人口 約92,000人、面積 約224㎢、議員定数 26名の市です。

議会改革の取組みについてお聞きしました。

亀岡市議会基本条例の前文には「憲法は、地方自治のあり方を定め、地方自治法によって・・・亀岡市議会は、市民の意思を代弁する合議制機関として、自ら公平性と透明性を保持するとともに、豊かな水と緑、先人が作り上げてきた悠久の歴史、伝統・文化を次代に引き継ぎ、市民参加と協働のもと、光り輝く未来につながるまちづくりを推進し、市民福祉の向上に全力を尽くすことを決意し、議会の最高規範としてこの条例を制定する。」と記されております。【紙面の都合で前文のご紹介はできませんが、関心のある方は亀岡市議会HPを】

議長さんの説明をお聞きする中に「亀岡らしさ」と度々出てまいりましたが、この前文こそが「議会基本条例」の全てで「亀岡らしさ」の象徴である。・・・とのことでした。

亀岡市議会における議会改革の取組みは、平成10年10月の議会運営委員会が「地方分権と市議会の活性化」について議論したこと(議会改革を検討する組織 第11期)から始まったとのことです。

その後、平成15年〜 議会活性化検討委員会(第13期)、平成20年〜 議会活性化推進委員会(第14期)、平成23年〜 議会改革推進特別委員会(第15期)と云うような組織において議会改革が検討され、平成25年3月以降は議会運営委員会において協議されました。

年次を追った主な取り組みとしては、平成12年に議長交際費の(政務調査費を含む)
使途などの公開、議員定数の削減 第12期(平成15年〜)30人から28人へ、第13期 (平成19年〜)28人から26人へ、第14期(現在)議会活性化推進委員会、議会運営委員会、全員協議会で検討し定数の変更なしとする。平成16年から質問での一問一答方式の導入が検討され、現在一般質問において一括質問方式と一問一答方式の選択制とされている。平成18年から費用弁償、審議会委員の報酬廃止。所管事項調査のための常任委員会月例開催。平成20年、政治倫理条例の制定。平成20年、USBメモリーによる通告書提出。平成21年、携帯メールによる連絡事項等の議員への配信。本会議休日開催、日曜議会(平成14年 傍聴者74名)、土曜議会(平成22年 傍聴者59名、平成24年 傍聴者96名、平成25年 傍聴者25名)。平成22年 議会基本条例の制定。平成22年 議会報告会の開催。平成22年 事務事業評価の実施。平成23年 会議へのPC等情報端末の持ち込み許可(但し、発信は不可)。平成24年 文書質問実施。平成25年 政策研究会制度の発足。・・・等など。

この中で議会基本条例や倫理条例以外で私なりに関心があったのは、
「常任委員会月例開催」
常任委員会の所管事項調査として、重点施策の経過等について執行機関からの説明を受けたり、審議会の状況報告等のため毎月常任委員会を開催するとのこと。
「文書質問」閉会日の翌日から、次定例会の開会日の2週間前までの間で、各閉会期間中1議員、1回、1項目のみ質問でき、質問文を議長に提出、議長が適当と認めたものを市長に送付し、基本的に2週間を回答期限とし、質問および回答を公開、その都度各議員にも配布するとのこと。
「政策研究会制度」議員3人以上で、テーマを決め研究会を結成し、議会運営委員会の承認を得て活動し、その成果を議会運営委員会に報告。議会運営委員会はその取り扱いを決定するとのこと。

政策提案・提言への道筋として、政策研究会は協議の場としての位置付けとか。・・・等など、こうした取り組みにも「亀岡らしさ」を感じました。


最後に、今回視察させていただきました三田市議会および亀岡市市議会の両市とも、議会改革の先進議会として多くの視察を受け入れられているとか・・・?
両市議会の議長さんや質問に答えていただいた議員さんの答弁からは、ご自身自らが汗を流し、激論を戦い合せ、ご苦労されて今の議会を築きあげてきたという強い自負心を感じた視察であったと感じております。
2013-07-08 22:55:29
平成25年度 民生病院常任委員会 行政視察
平成25年5月27日(月)

熊本県「宇城広域連合 火葬場『龍燈苑』」

旧の火葬場は昭和51年に供用開始し築後34年が経過、施設の老朽化が進み周辺環境へ及ぼす影響が懸念されたことなどから、施設の大規模改修が懸念されていた。
宇城広域連合議会において協議され平成22年4月に建て替え工事を開始、平成23年3月末に完成し供用が開始された。

新施設は(最近視察する施設全体に感じることであるが)火葬場としてのイメージが感じにくい外観であり、火葬炉自体も最新機器を取り入れられた設備で、火葬時間の短縮や環境負荷の軽減などに配慮されている施設だと感じました。

本市における斎場の整備促進を図るためには�建設地域住民への配慮。�斎場周辺環境への負荷低減。(最新機器の導入)�火葬炉メーカー決定にあたっては、建設費のみならずランニングコストの検討も必要。�PFI方式や民間委託などの運営方法の検討。等などの助言も頂きました。

平成25年5月28日(火)

熊本県「環境モデル都市みなまた」

日本における三大公害と云えば富山の「イタイイタイ病」、三重の「四日市ぜんそく」、そして熊本の「水俣病」と言われておりますが、水俣市では「水俣病」と云う世界に類を見ない公害を経験したまちとして、その教訓を生かしたまちづくりが進められており、市民レベルでの環境保全活動なども熱心に行われているそうです。

例えば、市民の皆さんの実践行動チェックリストとして「地球温暖化を防ぐために」�ごみゼロのまちづくりでは、□(以降、チェック用記号として)お買い物袋を持って買い物に行きます。□ものを大切に使います。etc �自転車・公共交通のまちづくりでは、□ちょっとそこまでは、徒歩や自転車で出かけます。□ノーマイカーデーに参加します。etc �環境学習のまちづくりでは、□海、山、川の自然に感謝し、守り、伝えます。□こども達の未来のために、何ができるか考えます。etc �ISOのまちづくりでは、□家庭版ISOに参加します。□省エネ機器の設置に努め、電気代やガス代を減らします。etc �食と農と暮らしを結ぶまちづくりでは、□家庭団らんの食事をします。□地域のお祭りや催しに参加し、心豊かに楽しく生活します。etc そして最後に、「今、私たちに出来ることをもう一度考えてみませんか?」と記されておりましたが、「地球温暖化」を防ぐためには水俣市のみならず、射水市においても住民一人ひとりが参加し、実践することが大切な「第一歩」であると感じてきました。


平成25年5月29日(水)

福岡県「福岡市立東部療育センター」

障がいの種類にかかわらず地域で総合的な療育を受けられる拠点施設として、対象児童の増加や支援の広がりにこたえて平成23年4月に開設された福岡市内では3番目の療育センターの視察です。

同センターでは、肢体不自由児や知的障がい、発達障がいがある子どものリハビリや生活訓練、家庭内療育についての保護者との相談・助言などを行い、障がいのおそれがある段階からの相談や診断にも応じ、障がいの早期発見と療育につなげているとのことでした。
2013-06-23 18:38:05
射水市・千曲市 bjリーグ観戦交流会

千曲市 戸倉体育館においてbjリーグ・富山グラウジーズ×信州ブレイブウォリアーズのリーグ戦・最終戦を観戦し、その後に姉妹都市である千曲市の皆さんとの交流会に参加してきました。



平成25年4月28日(日)

bjリーグも最終盤を迎えた27(土)28(日)の両日、富山グラウジーズは射水市の姉妹都市である長野県千曲市 戸倉体育館においてbjリーグのリーグ戦・最終二連戦 対信州ブレイブウォリアーズ戦が開催されるとのことであり、富山グラウジーズの応援とその後に開催された千曲市の皆さんとの交流会に参加してきました。

今年2月の議長就任のご挨拶で千曲市にお邪魔した際にも、こうしたお話があったところではありますが、夏野市長、牧田商工会議所会頭さんはじめ市職員及び商工会議所の有志の皆さんと一緒にbjリーグ観戦交流会への参加となりました。

私自身bjリーグの観戦は初めてでありましたが、バスケットボールと云うスポーツの面白さとリーグ戦最終戦であることでの会場の盛り上がり(私たちはアウェー席ではありましたが)にちょっと圧倒されたように感じております。

正直なところ、私の想像以上に面白くまたエキサイティングな試合観戦となりました。
試合は私たちの応援の成果も手伝ってか?見事勝利!
試合後には富山グラウジーズ HCボブ・ナッシュ氏と一緒に記念撮影までさせていただきました。

またbjリーグ観戦後には、今からさかのぼること400年前の戦国時代の乱世の世に築かれた山城「荒砥城(あらとじょう)」を見学しました。

荒砥城はNHKの大河ドラマ「風林火山」や「江〜姫たちの戦国」において、ロケ地となったことなどで有名な千曲市城山史跡公園です。
荒砥城からは、雄大に流れる千曲川とそのほとりに広がる戸倉上山田温泉の街並み。遠くには頂きに残雪の残る北アルプスの山々を眺めることができました。

荒砥城見学の後、戸倉上山田温泉「ホテル清風園」において、射水市・千曲市の交流懇親会が開催されました。

射水市からは夏野市長、牧田射水商工会議所会頭、そして議長としての私などを含め24名の参加。
千曲市からは岡田市長、吉田議長、滝沢千曲商工会議所会頭そして信洲ブレイブウォリアーズ総括責任者の片貝さんを含め26名の参加。
合せて総勢50名による大交流会となりました。

私も開演の乾杯の発声を務めさせていただきましたが、2月の議長就任のご挨拶に伺ったとき以上に岡田市長さん、吉田議長さんはじめ多くの皆さんとの交流を深めることができ、日中のbjリーグ観戦交流とあわせ大変有意義な姉妹都市交流会であったと感じております。
2013-05-07 22:08:51
第130回 地方財政委員会に参加して
平成25年2月14日(木)

全国市議会議長会の第130回 地方財政委員会が東京の都市センターホテルで開催され、富山県において射水市が委員となっておりますので出席し、平成24年度本委員会要望結果の概要および次年度委員会への申し送り事項などについて協議してまいりました。

前回の129回委員会は昨年の11月15日に開催され、会議終了後に正副委員長さんが要望事項の善処について要請をしたとのことでありましたが、当時の政権与党は民主党でありその後の衆議院選挙において政権交代があったことなどが気になっておりましたが、年が明けた本年1月18日の第118回国会対策委員会に、本委員会から正副委員長がオブザーバーとして出席したのち、平成25年度政府予算に対して国会対策委員会と合同で政府・与野党の要職13名と面談し、平成25年度政府予算に対する重点要望等とあわせて先の要望事項に関する善処についての実行活動を行ったとの報告を受けております。

また、委員会の協議に先立ち総務省自治財政局地方債課長の杉本達治氏から「平成25年度地方財政対策について」、総務省自治税務局企画課長の北崎秀一氏から「平成25年度地方税制について」と題した講演を聞いております。


なお、前日から会派の視察で上京しておりましたので、地方財政委員会の開会前に射水市出身の企業人お二方へのご挨拶に行って参りました。

今回のご挨拶と云う事に関しましては、昨年秋の新湊大橋の開通以来、平成26年度中の北陸新幹線の開業と云うこととあわせて射水市のPR活動を進めていく上で、県出身の国会議員の皆さんや霞が関勤務の皆さん以外にも、出来るだけ幅広い本市所縁の皆さんとの関わりを大切にするべきであろうとの想いから、アポイントメントを取りご挨拶に伺っている次第です。

午前中には、日本テレビホールディングス株式会社 常務取締役の小杉善信さんにお会いしてまいりました。

以前、小杉さんにお会いしたことはありませんでしたが私が大学を出てから間もなくの頃の職場(建築現場)で、JV相手の会社の息子さんが日本テレビに努めておられ、昨夜のテレビに出ておられた・・・。と云うような話をお聞きしたことがありまして、この時の方が小杉さんであることは承知しておりましたので、当時懐かしくお話をさせていただきました。

お話の中で、射水市の良さをより多くの皆さんに知っていただく一つの手段として、富山県や射水市を舞台とした映画の制作なども一つの手段と考えられ、永らく日本テレビでディレクターを務められていた石橋冠さんもそういったことを話されていたと思うが・・・!と云う話が出てきました。

実は、今年1月の射水商工会議所 新春懇談会での講演で「ドラマを演出して50年、演出家 石橋 冠氏が語る『テレビ、そして映画』」と云う講演をお聞きしておりましたので、時の様子をお伝えするとともに、そうした節にはぜひ小杉さんにもお力添えを・・・とお願いしてきました。


午後からは、読売新聞グループ本社 代表取締役社長 白石興二郎さんにお会いしすることができました。

東京大手町の「読売新聞社・東京本社ビル」と云えば、毎年お正月恒例の「箱根駅伝」のスタート・ゴール地点で有名ですが、現在建て替えのため新社屋が完成するまでの間は、銀座の旧日産自動車本社ビルに仮移転されており、1階ロビーには新社屋完成模型が展示されておりました。

新社屋は地上30階、地下3階、高さ約180m、延べ床面積約80,000の超高層ビルで、2014年初めの完成を予定しているそうです。

読売新聞・ジャイアンツと言えば、私の終身地大門では正力松太郎・小林與三次先生のことがすぐに思い浮かぶところでありますが、本社ビル1階ロビーには「正力松太郎先生生誕100年記念」との銘板があるブロンズ像が展示してありました。

銘板にはこのブロンズ像は昭和61年4月8日に建立されたもので、制作が田畑一作、題字は小林与三次先生の物と記されておりました。

私がまだ小さかった時(確か小学生)に、正力先生の選挙の応援に長嶋や王選手が櫛田小学校にも来ておられた記憶があったものですから、当時のことを振り返りながら正力松太郎先生、小林與三次先生や東京市長を務められた牛塚虎太郎先生、自由民権運動の稲垣示先生など、旧大門町ゆかりの人についてもお話をさせていただきました。

掲載の写真は、読売(仮)本社にて白石社長さんと。
2013-05-07 22:04:42
会派での行政視察報告

「ヘルスケアタウン にしおおい」を訪ねて


平成25年2月13日(水)

「ヘルスケアタウン にしおおい」は介護予防事業等の機能を加えた地域の皆さんの活動の場・交流の拠点施設としての「西大井いきいきセンター」、高齢者の方の住まいとして60歳以上の要介護高齢者を対象に、ユニットケアにより少人数でより家庭に近い介護を提供できるサービス付き高齢者向け住宅としての「ケアホーム西大井」、いつでも安心して利用できる保育の提供と、地域の子育て支援を目指している「キッズタウンにしおおい」の3施設が、廃校になった旧区立小学校を活用して一緒になって運営されており、高齢者から園児と云った世代を超えた交流と地域のつながりある暮らしを提供している複合施設を視察研修してきた。

元の小学校建物のスペースを有効に使っての改築・耐震化と云う事で、耐震化の主たる補強は建物外部のテラス通路(非常時の避難路)の増設で賄われているとのことであり、バリアフリーの観点から床を嵩上げしたり、防火対策としてのスプリンクラー等の設備配管の為天井を下げたりはしているが、主要構造部は触らず元の学校建築を活かしての改装と見受けた。

ただ、いくら耐震補強を行った施設とは言え旧小学校の建築年数(約40年)との関係があって、品川区との賃貸期間も20年となっているそうである。

この事業を請け負っておられる社会福祉法人ほうこうえんさんの田中施設長さんもこの点に関しては、当初から既存小学校(グランドを含めた)を活かしながら区民の皆さんの要望に応えられるような施設転換を求められており、高齢者(特に介護保険を利用される)の方々のニーズが20年後まで現状のような状況が続くかどうかは不明であり、建物の寿命を考えてもその時の状況に応じて区と再度協議することになると思う。とのことでした。

こうした廃校舎を合理的に耐震補強し、高齢者の憩いの場を提供するとともに、元気な保育園児との交流から生まれる相乗効果をもたらしている施設の運営形態は、庁舎や重複施設の利活用と云った観点からも含めて学んだ点が多かったと感じております。
JDM
                                高橋ひさかず  〒939-0413  富山県射水市串田8043  TEL/FAX:0766-54-1735