それは、議員個人というよりは「会派」もしくは「射水市議会」としての対応と言えるのかと思います。
「地域要望」の実現・・・という議員の活動に加え、我々(議員)は「市政課題」の克服を如何に実現させるのか?・・・という事(テーマ)があります。
【その後の対応】
こうした会派としての陳情活動を致しましたが、(市としての当面の緊急的支援を必要とした課題と言える)「(仮称)射水市フットボールセンターの整備」に関する、地方創生拠点整備交付金の新年度予算に対する「個所付け」には至りませんでした。
そこで、新型コロナウイルス感染症による「東京への移動自粛」制限が解除された7月に、市のサッカー協会加治会長さんや永森・八嶋の両県議、そして自民議員会の奈田市議と一緒に、再度「陳情活動」のため上京してきました。
(※夏野市長は、他の公務と合わせて約1週前に陳情されてました。)
その甲斐もあってか、この一度不採択になった交付金事業は対象要件が緩和され、再申請をした結果(昨年の)8月7日に7億5千万円採択の連絡を受けられ、事業開始の目途が立ちました。
「号泣県議」としての野々村 兵庫県議会議員(当時)の「政務活動費の不正支出」記者会見があったのは、今から7年前(2014年の7月)の事であり、その後、富山市議会での「不正受給」が問題となり、全国各地の地方議会でも同様の問題が次々と発覚したことは、まだ記憶に新しい事柄です。
本来、この「政務活動費」は会派及び議員の活動(但し、射水市議会では議員個人への支給となっております)において、住民ニーズの把握や先進自治体の実態を調査し、その調査研究の成果から執行機関(市当局)の課題の克服・問題点の解明及び政策の立案・提言などにより、議会としての使命である「審議・審査」に活かすための公的活動費である。・・・と、理解をしております。
例年ですと、この1月(下旬)に上京し「自民党新政会」(私が会長を務めている7人会派)としての要望を、県選出の国会議員の皆さんに説明・陳情すると同時に、地方税制の変更点に関する「レクチャー」を国の担当省庁の方から受け、新年度予算が提出される「3月定例会」に臨んでいるのですが、今年は「新型コロナウイルス感染症」の影響もあり、こうした陳情や先進地視察などの活動が全くできない状況です。
因みに、昨年の「自民党新政会」としての陳情活動の内容と言えば、
1, 庄川直轄河川築堤事業の整備促進について
2, 伏木富山港 新湊地区(富山新港)中央岸壁の大水深化・ふ頭再編整備に対する必要予算の確保について
3, (仮称)射水市フットボールセンターの整備について
の3項目についての陳情活動でした。
もう少し詳細に申し上げれば、
1,の事項に関しては、「新庄川橋」の架け替えに関する国と県との協議促進に加え、庄川右岸合流部(和田川との合流部)における処理方式の効果的な対応を早急に検討して頂くよう要望したものです。
2、の事項に関しては、大型貨物船が接岸できる水深14m岸壁を1バースから2バースに拡張再編する要望をお願いしたもの。
また3,の事項に関しては、各種の補助金などに加え、国の交付金(地方創生拠点整備交付金)などの財源の確保を要望したものです。