『第二期 「まち・ひと・しごと創生総合戦略」 について』
令和2年1月21日(火)
第二衆議院会館 会議室
講師 内閣官房 まち・ひと・しごと創生本部事務局 主査(総括担当) 谷 拓歩 氏
先ず、谷講師から「第一期の成果と課題」と題して資料説明を受けました。
1、地方の若者就業率の上昇
2、インバウンドの拡大
3、農林水産物・食品輸出額の拡大
4、人口減少・少子高齢化
5、東京圏への一極集中
の5項目の資料説明でありましたが、1〜3は成果、4及び5は課題と言う事であったと感じた次第です。
私なりに、成果として気になった点を1つ挙げるとするならば、「農林水産物・食品」の輸出額は6年連続で過去最高を更新し2019年に1兆円と言う政府目標に対し、2018年には9,000億円を越え、品目別で額が大きいのは加工食品、伸び率が大きいのは野菜・果実などや林産物が大きいのとの事。・・・であったと思います。
また、課題として気になった点と言えば、出生数・出生率は1970年代半ばから減少傾向にあり、2006年以降緩やかに増加してきた出生率が最近は横ばいで推移し、出生数は2016年以降100万人を下回り、毎年減少している現況との事。・・・であったと思います。
続いて、「第二期の主な取り組みの方向性」と言う事での資料説明があり、第二期の「総合戦略」における〈地方創生の目指すべき将来〉として、将来にわたって「活力ある地域社会」の実現と「東京圏への一極集中」の是正を共に目指す!との事であり、総合戦略において見直しを行った事項等の説明を受けました。
この中で私が気になった点と言えば、東京圏への一極集中の是正に向けた取り組みの強化と言う事で、関係人口の創出・拡大及び企業阪ふるさと納税の拡充と言う事で、地方移住の裾野拡大に結びつけたい。と言う事でした。