
8月21日(金)
7月26日(土)に「種そば」を蒔いてから一カ月。花も咲き始めました。
そばを蒔いてから一カ月が経過しました。
今年の天候と言えば、「そばの生育」には例年にない「良」なのかもしれません。
そばは水はけの悪い土地では、芽は出ますが成長しない(10cmくらいで腐ってします)事を、これまでの実践で経験しております。
私たちの地区にある田や畑と言えば、粘土質な土壌環境と丘陵部の麓とである事等から「水はけの悪い」土地が多い訳でして、今回の休耕地もそうなのですが、春先までは麦を作っていた関係での排水溝がある事や例年に比べ降水量が少なかったこと等から、例年以上に良い生育状況だと感じております。
そば自体も筋植えした状態で約30~40cmほどに成長し、所どころに白い花を付けている物が見受けられるようになりました。
花の周辺には小さな蝶が飛んでおりましたが、実はこれが「大事な事柄」でして、そばの収量に大いに関係している出来事なのです。
この時期ですと、春や初夏の季節に比べると、蝶や蜂の姿を見かける事が少なくなってきたのではないかと思いますが、蜜を求めて集まってくる虫たちによる「受粉」こそが「そばの実」の収穫に必要な事なのです。
これからの季節で一番心配されるのが「台風による倒伏」なのですが、これまでの様に強い雨にも合わずに天候に恵まれ、虫たちが集まってきてくれれば、10月初旬に予定をしております「そばの収穫」でも良い結果が期待できるものと確信をしております。