
平成25年8月22日(木)
「光のページェントとおもしろイベントで内川を楽しむ7日間」と題し、内川にかかる橋をLEDの光で飾ったり、寄席やライブステージの開催、Eボートによる水上観光等など日替わりでのさまざまなイベントを企画され、活力ある地域づくりを目指して開催される「内川十楽の市」の点灯式に参加してまいりました。
「十楽」とは、もとは仏教用語で極楽を表すそうですが、戦国時代には「自由」を意味したそうです。
約430年前、越中の中心都市であった放生津のまち(今の新湊地区)が、相次ぐ戦火で疲弊しきっていた折、町衆の復興への決意は上杉家より商業の自由を保障される「十楽の市」として結実し、再び越中一の輝きを取り戻し賑わったと言われ、この心意気を受け継ぎ、景観豊かな内川を背景に閉塞感を破り、賑わいの創出と射水ブランドの発信の決意をこめて「十楽の市」が蘇ったという風にお聞きしました。
私自身、連日の猛暑で疲れちょっとバテ気味ではありましたが、夕方の川辺には心地良い風が吹き、今年統合された新湊中学吹奏学部の皆さんの演奏が始まる頃には、川の両岸に大勢の皆さんが集まられ、家の中から演奏を楽しまれる姿も見受けられるなど、生活感を感じられるなかでの点灯式にあらためて内川の魅力を感じることができました。
私がご挨拶をさせていただいた頃には辺りもうす暗くなり、岸辺の石垣沿いに並べられた即席燈篭の明かりがうかび、我が射水市の名物キャラクター「ムズムズ君」もうっとり・・・?
内川の両岸の街路灯や橋に飾り付けられたイルミネーションが川面に浮かぶとともに、遠く川の向こうにはライトアップされた「新湊大橋」の主塔が浮かび上がると云う、素晴らしい雰囲気を楽しむことができた点灯式だったと思います。