
新湊西部中学校、66年の歴史に幕を閉じることになりました。
平成25年3月23日(土)
昨日の奈古中学校の開校式の引き続き、新湊西部中学校の閉校式が同校体育館において開催されました。
閉校式では生徒会長の岩口さんが校旗を持って会場に入場、国歌斉唱、夏野市長の式辞の後、私も市議会議長として挨拶をさせていただきました。
学校長挨拶、生徒会長挨拶、校歌斉唱と続き、校旗が岩口生徒会長から鎌仲校長先生に、鎌仲校長から大代教育委員長に返納され、教育委員長の閉校宣言を持って閉校式が終了となりました。
挨拶の主たる部分は次の通りです。
新湊西部中学校は昭和22年に創立され、本日の閉校式をもって66年の永きにわたる歴史に幕を閉じることになりました。
この間、時代の要請、地域の期待にこたえるべく様々な分野において数々の活動がなされ、本市の中等教育の充実や地域の発展に大きく貢献されてきたことに関し、歴代の校長先生や教職員の皆さん並びに同窓生の皆さんのたゆみないご努力と、新湊西部中学校をしっかりと支えていただきましたPTAおよび地域の皆さんのあたたかいご支援に対し、心から敬意を表しますとともに深く感謝申し上げる次第です。
四月には奈古中学校と統合となり、新たに新湊中学校として出発するわけでございますが、本日ご出席の皆様方におかれましては本校の雄姿を深く心に刻まれるとともに、これまで築かれてきた本校の伝統と崇高な精神を永く後世へと伝えていただきたいと思います。
生徒の皆さんには、本校での貴重な経験を糧に、そして本校の生徒であったという誇りを胸に、新しい中学校において希望に満ちた新しい道を一歩一歩、力強く進まれることを期待しております。
等などです。
閉校式の終了後、学校関係者や同窓会などの皆さんにより、校舎前の庭園内に新しく設置された黒い御影石に色鮮やかな金色に輝く校歌が刻み込まれた記念碑(校歌碑)の除幕式がおこなわれました。
新湊西部中学校の校章に表された「三光」の精神は、末永く後世にも受け継がれるであろうと感じた閉校式だったと思います。