
収穫の実感を手にすることはできないものかと「そば」づくりに挑戦!
平成23年7月9日(土)
荒町班は草刈機や手鋸を使って、若竹の伐採作業を行いました。
今年は筍の出が遅く、昨年までは6月に行っていたこの作業も、この時期にずれこみましたが、なかには4〜5mに成長したものもあり、草刈り機ではここら辺りが限界かと思われました。
1haに2、000本の竹林を目指して整備をしているのですが、そのためには毎年毎年こうした作業を続けなければならないのかと考えると、気の遠くなる想いがします。
平成23年7月10日(日)
宮新田班はエリア内の伐採竹のチップ化作業をしました。
伐採された竹も2年たったものもありますが、山積みされたままではなかなか腐りもせず、出来るだけ平坦地に引きずり出して、チップ機にかけているのですが、エリア全体の量からすればまだまだ序の口と云ったところでしょうか?
でも、若竹を間引きし伐採竹をチップ化することによって、整備地域内の林が確実に明るくなってきたと実感しております。
平成23年8月
「南郷の里山を考える会」の活動の一環として、今年は何か収穫の実感を手にすることはできないものかとの想いから、我々が活動をしている整備地内の、林道沿いの遊休地や不用木のチップを蒔いた放棄地に近い昔の畑地(所有者の方の了解を得て)、約10a程のところで「そば」を作ってみよう・・・と云う事になりました。
私自身は昨年ちょっと体験済みでしたが、JAいみず野の中野さんが「そば」については良く知っておられるという事で、「新そば」の収穫を目指してご指導をいただくことで話がまとまりました。
今年はお盆が過ぎてから雨模様の日が多く、そばの種をまくには適さない日々が続き、妬きも気しておりましたが、晴れ間が二日続いた23日に何とか「玄そば」(種そば)を蒔くことが出来ました。
ただし、荒町班のエリア内「芹谷野用水」沿いでは、耕したところがすぐに水がたまってしまう状況でして、これでは芽がでないと云う事であきらめざるを得ないこととなり、そういった意味では残念な結果となってしまいました。
「玄そば」が蒔かれた林道沿いの遊休地。今後の成長が楽しみです!