予算特別委員会での質問についてその主なものをご報告いたします。
(議事録はありませんので、私のテープ起こし原稿からの抜粋です。)
射水市誕生による第1期の議員として、今任期中(任期は11月26日まで)の定例会における最後の質問となりました。
予算特別委員会は当局側(課長級職員まで)と議会側が向き合い、一問一答方式で進められます。
質問項目1、補正予算全般について
質問
提案理由説明の中には「経済危機対策臨時交付金」などを活用して事業の前倒しをするだけでなく基金設立や繰り上げ償還等をするという事でしたが、9月補正として32億8千万円は通常の補正額と比べてどのようにとらえられているのか?
回答(寺岡財政課長)
いろんな要素を踏まえてではありますが、大変大きい規模であると考えております。
質問
「地域活性化経済危機対策臨時交付金」(3億5,860万円余り)について、6月議会追加説明の折、今後、少子化対策や地球温暖化対策などについて検討していきたいとの説明であったと記憶しているが、この3ヶ月でどのような協議をされたのかお聞きしたい?
回答(寺岡財政課長)
6月定例会では、今お話のありました環境や少子化対策と安心・安全の話をしておりまして、その示されたものを当課そして企画政策課とヒアリング等をさせていただいて、その結果提案させていただいたものであります。
質問
この補正は国の景気対策であると言う前提が付いているが、6月から9月までの3ヶ月間には国政選挙があった訳ですが、そうした事も含めてこの補正予算歳入は必ず入るものだと言う裏付けはあるのか?
回答(寺岡財政課長)
現段階でその様に認識をしております。
質問
現段階でと言う事が気になっております。ただし、32億8千万と言うものが大型だとなりますと、私も1期4年目の大盤振る舞いかなあと思って心配をしているのです。
さて、20年度はこの会期中に決算委員会が開催されたわけですが、当初予算376億円に対して、決算が437億円程と約61億円程増えている訳でして、市債の発行も当初の66億円の予定から86億と約20億円程増えている状況ですが、今回、冒頭で述べられた9月の補正としては大きいと言う認識の基に財政計画の見直し等の必要があるのではないか?
回答(寺岡財政課長)
今回の規模が大きいと言う内訳には総合計画の前倒しと言う事を基本に置いておりますので、将来の負担を減らしつつ、かつ、市場に景気対策と言いますかお金を廻したいと言う考えをいたしておりますので、これからの状況に変化はでるかと思いますがしっかりそのことを踏まえて情報を取り、しかるべき措置、計画の見直しどの様な姿勢で望めばいいのか検討していきたいと考えております。
質問
前倒しで実施すると言う事は提案理由説明にも載っているが、この財政計画については、当初、期間を切ってと言うことでしたが必要性に応じてと言う言い方に変えられたと記憶している。今回のような大型補正などがあるとこの必要に応じてとはいったいどういう時なのかという事に共通認識を持つべきではないかと考えるが?
回答(寺岡財政課長)
当然でございまして決して当局だけで判断できるものではありませんで、議会の皆さんに相談しつつ進めていきたいと考えております。
質問項目2、緊急雇用創出事業について
質問
今回、緊急雇用創出事業として1800万円程の補正をされているが、この事業についてはこれまではどちらかと言うと内部的な補完作業であったと思うが、特に今回、雇用創出事業で雇われた方が、新湊・小杉・大門の各行政センターにおいて窓口案内をされるということについて心配しております。雇用する側とされる側の認識の統一をどのようにされる予定なのか?
回答(宮田総務部長)
誰が責任を持って雇用しているのかと言う話とつながって来ると思うのですが、ここにおります各課長が雇用主となって契約をするわけでして、きちんとした面談をしていくと言う事につきましてはご指摘があり、翌日すぐ改めて各部署に通知をして適正な人選をしてほしいと言う事も通知しました。 そこで、今ほど御心配の件につきましては、先ず何が大事かと言う事なんですが、守秘義務ですとかそういう事が基本的に大事な事だと思っております。又、何を総合案内するのかと言う事についても各部署によって多少の違いがありますから、そう言う事によって言い方は悪いかもしれませんが、ちゃんと教育・指導をしたうえで実施に入っていく、そういう手順を踏まなければいけないと思います。
質問
今年度の緊急雇用創出事業には、林内路網整備事業や森林整備事業などのいわゆる里山整備事業があり森林の基本的な整備がなされていると思っている。これは3年継続事業であるが、限られた期間の中で面的広がりとまではいかなくても線的つながりのある事業にできないか?
回答(嶋谷農林水産課長)
今年度、浄土寺および櫛田地区で緊急雇用対策を使いまして約4ha余りの面積について対応できたものと考えております。この後、こうした事については森林組合の方がどの程度(こうした事に)対応できるのかと言った事を協議していかなくてはなりませんが、今年度同規模程度のものについては対応可であると(1年間の)いう回答を得ておりまして、緊急雇用としての対応なのか県単なり別の事業として対応していくのかと言う事が予算の型によって変わってくると言うふうに考えております。
質問
林業だけに限らず、農業、漁業と言った1次産業の従事者の不足や後継者不足と言ったことが問題化されているが、今回の雇用創出事業などに参加された方の中から林業や農業などをやってみようかというような就労支援につなげられないものか?
回答(嶋谷農林水産課長)
今年度就労支援という型ではありませんが、県の農林漁業公社が主催いたします農林漁業に関します就労に関する研修に対しては研究に対する助成がなされております。
もうひとつ、市外から射水市に転入して来られて、農林漁業に就労される方につきましては1年間、一定の金額を居住支援という型で支援する事業もあります。
また、現在この里山整備に関する雇用対策で12名の作業員の方がおられるわけですが、その中にはまだ確定ではありませんが、一部その作業班として雇用していきたいという森林組合からの意向もでていると聞いております。
質問
こうした雇用創出の窓口としては港湾商工課であり、実際に雇用するところは各担当課であることは理解いたしましたが、この雇用と言う事に関して職安(ハローワーク)との関係はどうなっているのか?
回答(渋谷港湾商工課長)
この緊急雇用創出事業につきましては広報「いみず」でも案内をしておりますが、各担当課が責任をもってハローワークに求人表を提出し募集をいたしております。
質問項目3、ゲリラ豪雨について
質問
9月4日のゲリラ豪雨は局地的な大雨、それも雨量に関してはこれまでにない記録的雨量が記録されているわけでして、それぞれの行政センターなりの対策が取られたところではありますが、心配されますのは夜間にこのゲリラ豪雨が起こった場合の対応だと思います。
この様なゲリラ豪雨が夜間に起こった場合の処置は現時点でどのようになっているのか?
回答(西本上下水道部長)
現在、危機管理課が中心になって、万が一警報が発令された場合は担当課の方にただちに連絡が来て非常招集をかけております。それは、夜間・日中を問わずそれから休日を問わず招集をかけておりまして、警報が鳴った段階で職員を招集してしかるべき対応を取っているところであります。
質問
今回の集中的なゲリラ豪雨、それも夜間に起こった場合には特に情報収集をどうするのか、又、そこに対して誰が指示をするのかと言った事が問題になるのではないかと思います。私はそういった時、やはり職員の人が自主防災組織の中に必ず関わっていて正確な情報を危機管理課に伝える。そして、その方が責任を持って指示を伝達できるような事が、特に夜間の場合の市民の安全・安心を守るために必要なことではないかと考えますが、いまの答弁のような現行のマニュアルプラスアルファのものをぜひ考えて頂きたいと思うがいかがが?
回答(竹内市長公室長)
今回のゲリラ豪雨時は日中でしたので職員はすぐ対応しておりました。しかし、その時も警報が出たのがもう大雨が降った後でありまして、警報が出た時点で逆におさまった様な状態でした。確かにそう言った事を考えますと夜間は本当に怖いと実感しております。
そこで、地域とどう連携するかと言う事でありますが、すぐ職員は対応しますがやはり地域の方の自主防災組織が大変力になると思います。その時職員がどうからむのか、ということにつきましては、地域の方との協力の仕方についてどういう方法が良いのか改めて話し合っていきたいと考えていります。
まとめ
私なりの考えではありますが、こういった事の対応については小さい事例の時にいかに対応しておくかと言う事が、大きい災害に迅速に対応できるかどうかの基本だと思います。ですから頭の中でばかり考え過ぎずに、実際の対応について今回のことをいかに教訓として活かすか検討して実行に結び付けていただきたい。
質問項目4、大門小学校の整備について
質問
今回の補正にも大門小学校における放課後児童クラブにつきましては、来年度からの基準変更に対応するためにエアコンをつけるという事もあるわけですが、大門地区においては新興住宅地、特に民間開発による宅地化が進んでおり、それに伴い保育園、幼稚園、小学校、それぞれの園児数、児童数が増えて来ているのが現状かと思います。こうしたこともあり、昨年度のきらら保育園の増築、本年度も水戸田保育園の保育室の増設などで対応している状況であります。
ただ、大門小学校の児童数に関しましては、当初の予想以上に世帯数が増えて、今年度の児童数が約820名、来年度に関しましては約860名ほどの予想だとお聞きしておりますが、その近くの住宅地ではまた新しく宅地造成がされている現状であり、それに対応する小学校の一般教室の増設などを視野に入れないといけないのではないかと感じております。大門小学校における教室数の現状と今後の対応についてお聞きしたい?
回答(宮原教育施設整備課長)
大門小学校の現状についてでありますが、平成18年4月に統合しまして新しい大門小学校として普通教室24クラス、特別支援教室2クラス合わせて26クラスでスタートした学校であります。その後の児童数の増加によりまして今年度は普通教室25、特別支援教室2クラス合わせて27クラス必要となりました。今年度、当初予定の学校規模を超えましたので急きょ特別教室を普通教室に改修いたしまして現在授業を続けております。来年度はさらに1クラス増える見込みであります。したがって今後、学校の整備につきまして検討する必要があると考えております。
まとめ
そのような現状もありまして保育園、幼稚園、小学校そして中学校まで、当初の大門町時代の議員として(見通しのあまさに)おしかりを受けることもあるわけでありますが、このような人口および世帯数の伸びまで当時の状態としては予想できなかったわけでありまして、その対応をお願いするものであります。
また、もう少し先の話になるかもしれませんが射水市全体の地域人口バランス及び伸びなどを考えていただいて、市全体としての学校の配置そして通学区の見直しなども検討していく時期がくるのではないかと思っております。