
平成28年4月11日(月)
文部科学省 堂故政務官室
堂故 茂 文部科学大臣政務官
政務官秘書官 菅谷 匠 氏
要請・陳情活動の内容:「リオデジャネイロオリンピックにおけるジカ熱への対応策について」
本市出身の田知本遥選手が、この夏開催のオリンピック柔道競技・女子70kg級への出場が決まり、射水市にとっても大変喜ばしい事であると感じると共に大きな期待を持っている。
と言うのも、田知本選手におかれては4年前のロンドンオリンピックにおいて入賞はしたものの、あの時の「悔しさ」を胸に、日々の練習は元よりオリンピック出場が決まった試合までの一戦一戦に「目の前にある、今やるべき事に全力を尽くされた成果」が、今回の結果(2度目の出場)をもたらしたのではないかと私なりに思うからである。
ところで、オリンピックが開催されるブラジルでは熱帯シマ蚊による「ジカ熱」が流行しているニュースを聞くにつけ、こうしたオリンピック競技に参加される選手の皆さんへの影響が気になるところである。
私なりには、こうした心配要素を出来るだけ少なくし、日々の練習の成果を存分に発揮できる環境で競技(試合)に臨んで頂きたいと考え、以前、世界的(特にアフリカ)に話題となった「デング熱」(東京でも流行した事がある)を媒介するとされたヒトスジシマ蚊の忌避効果試験を実証されており、射水市内に本社のある(株)エヌエスブレーンさんに相談をしたところ、既に熱帯シマ蚊の忌避効果試験を実施され、予想以上の効果が検証された事から「ジカ熱」への対応と言う事でJOCやブラジル大使館への報告(訪問や郵送による)はしてあるが、その結果としての返答はまだ届いていないとの事であった。
堂故政務官に(別件の会合の席で、こうした内容の)話の一部を伝えたところ、高岡市出身のレスリング競技に出場される登坂選手の事もあり、(政務官としての)担当は違うが詳細を知りたいと言う事で、政務官室を訪問し試験成績結果資料などについて説明をし、射水市、富山県、強いて言うなら国を代表する選手の皆さんの不安材料を少しでも軽減する事が出来ないか?要請をしたものである。