
会場の東京ドームには大勢の人ひと人でした。
平成25年1月16日(水)
新年のあいさつ回りも一段落をしたこの日の午後、日本の祭り・故郷の味をテーマに東京ドームで開催されている「ふるさと祭り東京」を視察してまいりました。
会場内では今回が4回目となる「全国ご当地 どんぶり 選手権」に、富山代表として我が射水市の「白エビかき丼」が出場しており、人ごみをかき分けて選手権会場まではたどり着きましたが、順番待ちの最後尾について食するだけの時間はなく、ブースでどんぶりを作っておられた道の駅新湊のスッタフの皆さんを激励するとどめざるを得ない状況でありました。
また、会場内での出展コーナーには「射水市ふるさと物産協議会」のブースがあり、かまぼこチップス・へちま化粧水などを販売しておられました。
皆さんは知っておられるでしょうか?
この「全国ご当地 どんぶり 選手権」の初代チャンピオンは、我が射水市の「白エビかき丼」であることを・・・?
白エビは「富山湾の宝石」と称されるほど純白の姿がとても美しく、今では全国的にも知名度もあり人々から愛されている高級食材です。
とても上品な甘みのある白エビをサックサクのかき揚げにしてどんぶりの主役とし、初回の「どんぶり 選手権」を制したのです。
株式会社道の駅新湊の「白エビかき丼」は連覇を狙って出場した第2回大会は準優勝、昨年の第3回大会では4位、そして今回の第4回大会は・・・と云うと、実は今回も昨年同様4位でして、5位までに与えられる来年度大会へのシード権は確保できたと聞いております。
今回の「全国ご当地 どんぶり 選手権」では新潟県の鯛茶漬けが悲願の優勝をしたのですが、実は第2回、第3回大会を制した北海道利尻島・食堂丸善さんの「うにめし丼」は今回「殿堂入りどんぶり」として出店、但し「どんぶり 選手権」の投票の対象から除外されていることからすれば、来年の「白エビかき丼」の順位も大変気になるところです。
ところで、この「殿堂入りどんぶり」である北海道利尻島・食堂丸善さんの「うにめし丼」、主役は当然のことながら利尻島のうに。・・・なのですが、しゃり(ご飯・お米)が射水市の姉妹都市である北海道剣淵町産の有機米であることは余り知られておりません。
2年前の冬の事ですが、宮新田自治会(私の住んでいる自治会です)有志8人で北海道旅行途中に剣淵町さんに寄った折、佐々木町長さんが「どんぶり選手権 残念でしたね〜、連覇出来なくて。」と不意に言われたものですから、よくよく聞いてみるとこの剣淵町産の有機米のお話につながって来ました。
ひと昔前までは、剣淵町辺りが米作の北限であり富山のお米に比べどうも味が今一つ・・・。と云うような事を聞いておりましたが、今では品種改良や天候の変化も影響してなのか、北海道産のお米も大変人気のある商品ができてきたとのことでした。
地域それぞれの特色ある食材のおいしさを追及して開催されているこの「全国ご当地 どんぶり 選手権」「富山湾の宝石」と称される白エビはもちろんのこと、美味しい食材 豊富な海の幸・山の幸を活かして創意工夫をしていただき、第5回大会での巻き返しを大いに期待したいと思います。