
定例会初日の6月10日(月) 会議の日程に入る前に諸般の報告をし、去る5月22日、第89回全国市議会議長会定期大会が東京都で開催され、総会において永年勤続議員の表彰があり、射水市議会から在職25年以上表彰に中川一夫議員、在職10年以上表彰に竹内美津子議員、奈田安弘議員そして私 高橋久和がそれぞれ表彰されたことを報告申し上げ、議場において表彰式の伝達が行われました。
私が議員として初当選をしたのは平成11年2月の大門町議会議員選挙でして、平成17年11月の射水市議会議員選挙で市議会議員となり、通算では14年余りとなるところではありますが、今回の表彰はあくまで市議会議員としての功績に対するものでありまして、こうした場合には町議会議員としての経験年数の半分が市議会議員としての経験年数として加算されることになります。
よって、私 高橋久和も今年の定期大会での表彰者となった次第でありまして、議場で津田副議長から表彰状を伝達していただき、あらためてご支援いただきました皆様方と家族の支えに感謝と決意を新たにしたところでございます。
6月定例会も無事終わり、「論戦を振り返って」と云う某新聞社の議会解説には「いじめ撲滅 議論深めて」と題し、いじめ・問題行動等特別委員会で、3月に決議した「いじめをなくす射水市民五か条」に関して『この五か条を制定して終わりではなく、より多くの市民の方に浸透するようさらに議論を深めることが必要では?』との指摘もありましたが、実は今年度から議会費全体の予算を前年度より増やすことなく、市議会の議会運営委員会やいじめ・問題行動等特別委員会および港湾振興特別委員会としての行政視察を実施することにしております。
予算に関しましては、11月の改選以降 議員定数が現在より4人減ることなどから、議会費全体額が増額になることはないのですが、私が申し上げたいのは、こうした行政視察などを通し先進地において事例を見たり意見を交わすことにより、それぞれの委員会・特別委員会での議論を活発化させ『射水市議会としての議会力の向上を図っていきたい』旨の想いがこれまでの議会改革検討委員会などで議論されてきたからだと感じていることなのです。
こうしたことは議会広報等を通して市民の皆さんにお伝えするとともに、各委員会・特別委員会においてより活発な議論がされるものと確信を致しておりますので、皆さんも関心を持ってご期待を頂きたいと思います。
加えて「射水市議会議長の交際費」に関し、これまでは3カ月ごとに科目別(会費、会議・懇親会費、寸志・激励など)に件数と支出金額を公表してまいりましたが、新年度分から支出先も公開することとさせていただきました。
県内では初めてのことかもしれませんが、全国的にはこうした事例も多くあくまでも議会改革の一環として考えております。
ちなみに、本年度の議長交際費は160万円(前年同様)となっており、4〜6月分に関しましては7月末頃には開示できるのではないかと考えております。