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2013-11-10 01:13:11
姉妹都市交流in千曲市

千曲市誕生10周年記念式典に参加して


平成25年9月1日(日)

姉妹都市である長野県千曲市が合併をして誕生してから10周年を迎える記念式典に参加してきました。

午後1時30分から更埴文化会館「あんずホール」で行われた式典には、岡田市長さんや吉田議長さんをはじめとする千曲市側に加え、長野県の和田副知事さんはじめ本郷県議会議長、衆参議員の皆さんや市長会、県議会の皆さん等のご来賓16名の方々に加え、千曲市の姉妹都市である愛媛県宇和島市、千葉県横芝光町そして射水市の関係者もステージ上に登壇させていただきました。

式典では先ず千曲市10年の歩みDVDが上映され、山本副市長による開式の言葉、国歌斉唱、市民憲章朗読、市長式辞、市議会議長挨拶、来賓祝辞などに加え、平成25年度の市長表彰、千曲市誕生10周年記念作文コンクール表彰・発表等もあり市歌斉唱、万歳三唱、閉式の言葉まで約2時間近くの式典が厳粛な中にもお祝いムード満点で開催されました。

お聞きするところによりますと、長野県内でもこうした式典は初めてのことだそうでして関係者の皆さんの関心も高かったと聞いていりますし、我が射水市に関しましても2年後のことでありますので大変参考になった記念式典だったと思います。

式典後の夏野市長さんとのお話では、我が射水市が10周年を迎える平成27年には「全国豊かな海づくり大会」のメイン会場に、今話題の「富山マラソン」ではぜひ新湊大橋を通るコース選定に、そしてこうした合併10周年記念式典と云う事でして、平成27年は夏以降の行事予定が大変な年になりそうですね・・・とお話をしていたのですが?

式典後の夕方から開催された「千曲市姉妹都市歓迎懇談会」では、先ほどご紹介をした千曲市さんの姉妹都市である愛媛県宇和島市、千葉県横芝光町そして射水市(夏野市長、私や津田副議長はじめ総勢7名)と岡田市長、山本副市長、吉田議長、荻原副議長さんや歴代の議長経験者の皆さんが参加をされ大変賑やかな懇談会となりました。

ちなみに宇和島市さんとの姉妹都市の由来に関しては、宇和島藩2代藩主宗利の長女・豊姫が松代藩主に嫁いだ際、持参したアンズの種子が「日本一のあんずの里」となった縁から、昭和48年更埴市と姉妹都市になり、平成17年に宇和島市が吉田町、三間町および津島町と新設合併され、改めて盟約を締結されたそうです。

横芝光町さんとの姉妹都市の由来に関しては、旧光町では平成16年4月に千曲市と姉妹都市を締結し、両市町間の発展のため産業まつり・文化祭をはじめ、文化・スポーツなどの各種交流を行ってこられ、平成18年3月に光町と横芝町が合併し「横芝光町」が誕生した後の同年11月に千曲市とあらためて姉妹都市締結をされた経緯があるそうです。

今回の姉妹都市歓迎懇談会には横芝光町から佐藤町長、伊藤議会議長、山崎副議長が参加されましたが、宇和島市ではこの日(9月1日)が市長選挙および市議会議員選挙の投票日という事で、明神教育長と三好議長(現議長さんは今回で引退されるそうでして)そして伊予宇和島伊達家第13代当主の伊達宗信(公益財団法人 宇和島伊達文化保存会、伊達事務所 理事長)様が参加をされ、私も昼食時から懇談会まで同席をさせていただきましたが、気さくなお人柄と気品ある物腰にさすが伊達家の御当主様との印象を強く感じた次第です。

ところで懇談会の終盤にわかったことなのですが、宇和島市長選が大変な接戦であったとか?翌日確認をいたしましたら、現職の石橋市長さんが23、564票とわずか441票差で当選をされておりました。

今年は我が射水市でも市長選・市議選が予定されておりますので、とりわけ気になったところです。
2013-11-10 01:08:19
姉妹都市交流in剣淵町

2013絵本の里けんぶち夏まつりに参加して


平成25年8月24日(土)
前夜祭「豊年踊り」に参加して

毎年お盆明けの土・日曜に開催される「けんぶち夏まつり」に、今年は議長として参加させて頂きました。

羽田経由で旭川空港に着いたのが午後の1時頃、剣淵町役場で佐々木町長さんや大河議長さんと久しぶりの再会(昨年の新湊大橋開通時にはお二方とも射水市にお越しでしたので)をしご挨拶をした後、剣淵が舞台となり総務省のご推薦となっている映画「じんじん」のロケ地(眺望の丘、森の刻、アルパカ牧場など)巡りをさせていただきました。

私も姉妹都市「剣淵町」へは何度も訪れているのですが、今回のロケ地巡りで新たな発見をしました。
それは、眺望の丘やアルパカ牧場の展望台からみるこの時期の剣淵の風景(丘陵地に広がる農地)が、富良野のパッチワークの丘に負けないくらいのカラフルな眺望が楽しめるという事です。

平野部に広がる田んぼでは、9月中旬から始まる刈り取りに合わせるかのように水稲が色付き始め、丘陵部の畑には列をなして植えられている「豆類」(大豆や小豆など種類が豊富)の緑、ちょうどこの時期に花が咲いている「そば」畑の白、そして黄色い花がひと際目立つ「ひまわり」畑(但しこの地では、ひまわりは観賞用や食油様ではなく、作物を収穫した後に植えられる畑の肥料用としてのもので「緑肥」と言われています)等なのですが、最近では農産物の補助金等の関係で「そば」の耕作面積が増え、この時期から収穫が始まる「じゃが芋」は「そば」に比べ手間がかかるという事で耕作が減っており、北海道の特産品の維持と云う観点からも問題があるとのことでした。

前夜祭の「豊年踊り」には、こども達からお年寄りまで多くの方たちが参加をされ、何重もの輪をかいて踊られておりましたが、例年のように私たち射水市からの参加組(私と副議長の津田さん、議会事務局の菅原さんと市長代理の一松課長の4人)も仲間に加えていただき、楽しい盆踊りのひと時を過ごさせていただきました。

平成25年8月25日(日)
2013絵本の里けんぶち夏まつりに参加して

9時過ぎからの剣淵町役場での意見交換会、剣淵高校の視察や絵本の館見学などを経て、夏まつり会場に到着したのが午前11時頃だったと思いますが、大勢の住民の皆さんがステージ上での催し物(吹奏部の演奏や歌謡ショウなど)やバーべキューでの楽しいひと時を過ごされていましたが、佐々木町長さんに続き私たちもそれぞれご挨拶をさせていただきました。

私自身が旧大門町の出身ですので、射水市と剣淵町の姉妹都市交流の始まりやこれまでの実績等についてお話をさせていただくとともに、前日の豊年踊り参加やロケ地巡りなどを通して、北海道の大自然と剣淵町の皆さんが私たちを暖かく迎え入れていただいたことのお礼を申し上げさせていただきました。

ステージ上でのあいさつの後、副議長と二手に分かれ会場内の住民の皆さんのグループごとのお一人おひとりとのあいさつに回らせていただきましたが、長い交流の成果もあってか射水市へ来られた方が意外と気さくに声をかけていただきことが多く、白エビやズワイガニなどの海産物や昨年開通した新湊大橋の話など射水市のPRもさせていただけて大変よかったと感じております。

また、大河議長さんが会長を務めておられる剣淵パークゴルフ協会の有志の皆さん(10名ほどとのことでしたが)が、9月下旬に射水市への訪問(パーク交流)を検討されているとのお話も聞かせていただくとともに、予定されているメンバーの一部の方たちとの交流もでき、射水市への良きお土産が一つ増えたように思っております。


また例年ですと帰りの飛行機予定の関係上、お昼過ぎには会場を後にすることが多いのですが、私も複数回このお祭りに参加させていただいたことがあったことなどから、札幌着の時間を遅くし(午後8時過ぎ着予定に)、せっかくの機会ですので一人でも多くの皆さんとの交流の場にしたいと考え、関係の皆様と一緒に「高台パークゴルフ場」で念願のパークゴルフをさせていただきました。

今回の訪問前に観た映画「じんじん」でも感じたことなのですが、剣淵町の素晴らしい自然、そして佐々木町長さんや大河議長さんをはじめとする町民の皆さんの温もりと優しさを十二分に感じることができた姉妹都市「剣淵町」訪問だったと感じております。

剣淵町の皆さんありがとうございました!
2013-11-10 01:05:15
内川十楽の市 夏の夜の彩り 点灯式
平成25年8月22日(木)

「光のページェントとおもしろイベントで内川を楽しむ7日間」と題し、内川にかかる橋をLEDの光で飾ったり、寄席やライブステージの開催、Eボートによる水上観光等など日替わりでのさまざまなイベントを企画され、活力ある地域づくりを目指して開催される「内川十楽の市」の点灯式に参加してまいりました。

「十楽」とは、もとは仏教用語で極楽を表すそうですが、戦国時代には「自由」を意味したそうです。

約430年前、越中の中心都市であった放生津のまち(今の新湊地区)が、相次ぐ戦火で疲弊しきっていた折、町衆の復興への決意は上杉家より商業の自由を保障される「十楽の市」として結実し、再び越中一の輝きを取り戻し賑わったと言われ、この心意気を受け継ぎ、景観豊かな内川を背景に閉塞感を破り、賑わいの創出と射水ブランドの発信の決意をこめて「十楽の市」が蘇ったという風にお聞きしました。

私自身、連日の猛暑で疲れちょっとバテ気味ではありましたが、夕方の川辺には心地良い風が吹き、今年統合された新湊中学吹奏学部の皆さんの演奏が始まる頃には、川の両岸に大勢の皆さんが集まられ、家の中から演奏を楽しまれる姿も見受けられるなど、生活感を感じられるなかでの点灯式にあらためて内川の魅力を感じることができました。

私がご挨拶をさせていただいた頃には辺りもうす暗くなり、岸辺の石垣沿いに並べられた即席燈篭の明かりがうかび、我が射水市の名物キャラクター「ムズムズ君」もうっとり・・・?

内川の両岸の街路灯や橋に飾り付けられたイルミネーションが川面に浮かぶとともに、遠く川の向こうにはライトアップされた「新湊大橋」の主塔が浮かび上がると云う、素晴らしい雰囲気を楽しむことができた点灯式だったと思います。
2013-11-10 01:01:47
平成25年度「高橋ひさかず後援会」総会

今年秋の市議会選挙に向けて、私自身の「想い」を聞いていただきました!


平成25年7月27日(土)

連日暑い日が続いているなか、毎年7月第4土曜日開催となっている「後援会総会」が大門総合会館で開催されました。

約180名ほどの方に参加を頂き「こぶしホール」がほぼ満員状態での総会となりました。

今回の総会では、役員の改選や収支報告と云った協議事項や報告事項のご承認を頂くとともに、今年11月の市議会議員選挙に向けての私自身の「想い」を述べさせていただき、これからの私自身の議員としての活動および後援会活動へのご理解とご支援をお願いしたところでございます。
このことに関しましても満場のご賛同を頂くと同時に、大変力強いご声援も頂くことができ、私自身の大きな励みとなる総会だったと感じております。

また大変お忙しい中、夏野市長、四方県議他多くのご来賓の皆様にもご出席を頂き、総会に華を添えていただき合せて感謝申し上げる次第でございます。

実はこの日も午前中は県の消防操法大会(本江、小杉三ケ、大島の三分団出場)、午後から越中大門サマーフェステバル、新田納涼祭、こぶし園納涼祭等などご招待を頂いた行事が目白押しでして、準備その他は後援会青年部局の皆さんにお願いをし、私自身が会場に着いたのが開演の約15分前と云う状況ではあったのですが、毎年開催と云う事で約20名の青年部局準備委員の皆さんは手慣れたものでして、時間的に余裕の無かった私の方があせったような状況でした。


毎年恒例の総会とはなっておりますが「もうちょっと女性の方々がおられてもよいのでは?」とか、「今度から体育館ででも開催すれば…?」等など総会自身に関するご意見や、「後援会のしおりできたがけ〜?」「自治会の人に一緒に回ってもらわれか〜!」等など、秋に選挙前の後援会活動に対してのご指摘もいただき、大変ありがたく感じております。

総会の後の懇親会も含めて、ご参加いただいた皆様から温かい励ましを頂きことができ、私自身あらためて秋の選挙に向けた議員活動・後援会活動をしっかりやって行かねばならないと感じさせられた「後援会総会」だったと思います。
2013-11-10 00:50:52
議会運営委員会 行政視察

議会改革に積極的に取り組んでおられます、兵庫県三田市および京都府亀岡市を訪ねました。


平成25年6月26日(水)〜27日(木)

今年度から議会力の向上を目指して、射水市議会 議会運営委員会や港湾振興およびいじめ・問題行動等の特別委員会においても行政視察をすることになったことは、以前にもこのHPにおいても報告を致しておりますが、6月26日(水)27日(木)の二日間において議会運営委員会の行政視察が行われました。

平成25年6月26日(水)
兵庫県 三田(さんだ)市を訪ねて

三田市は兵庫県の南西部に位置し、神戸市街地から六甲山系を越えて北へ約25km、大阪から北西へ約35kmの圏域にある、人口 約115,000人、面積 約210㎢、議員定数 24名の市です。

議会基本条例および政治倫理条例制定についてお聞きしました。

先ず、議会基本条例の制定に関しては、議会改革の取組みは平成16年度に「議会のあり方検討会」が設置されて以来、その担い手が「議会改革プロジェクトチーム」や「議会改革検討委員会」等と変遷を経ながら議論を重ねてきたが、一方で平成21年から三田市長の意向により、まちづくりを進めるための基本的な考え方やルールを定める「まちづくり基本条例」の策定作業が開始されました。

そしてそれは市民、議会、行政の三者がそれぞれで素案を作成し、それらをもとに一つの案を策定しようという全国でもまれな手法により進められることになったとのこと。

こうした中で、議会の役割についても議論することが求められ、(平成18年5月に北海道栗山町において、議会を統括する機能を備えた議会基本条例が制定されて以来、全国的にもそうした動きが広まっていたこともあり)三田市議会でも議会基本条例を制定する必要性を認識し、平成22年10月の臨時会において「議会基本条例検討特別委員会」が設置されることになりました。

以降、正副委員長がたたき台の条例案を作成し、各委員が項目ごとに条文案を委員会ごとに持ち帰り、主として北海道栗山町、京都府京丹後市、三重県、福島県会津若松市等の条文と比較しながら検討された。また、検討に当たっては自由討議を用い、各委員が自由闊達に意見を出し合われ、広島県呉市および山口県防府市等の先進地視察や宝塚市議会の議会報告会の視察、丹波市議会の議会基本条例市民説明会の視察等などを経て、平成24年1月から2月にかけて市内7会場での市民説明会の実施、その後のパブリックコメントおよび市民フォーラムにおいて意見徴収をした後、議決事件条例検討における当局との意見交換等を経て、平成24年6月26日に制定され同年7月1日から施行されました。


次に、政治倫理条例制定に関しては、平成18年は執行機関側で不祥事が相次ぎ、コンプライアンスを巡って大いに揺れたことから、同年10月1日に職員倫理条例が施行された。
当時の三田市議会においては政治倫理に関する申し合わせはあったものの、公職選挙法に関連する事項が主なものであったとのこと。

全国的に議会を取り巻く状況も、第28次地方制度調査会答申において「地方分権の推進に伴ない、地方公共団体の自己決定権およびその役割が拡大し、住民への説明責任を果たすことがますます重要になっているなかで、議会に対しても「多様な民意を反映するものになっていない。住民参加の取り組みが遅れている。行財政改革や公金支出への監視機能の強化。透明性の確保等など」厳しさが増している状況だったことなどから、平成19年2月に「政治倫理検討委員会」が設置され、三田市議会として開かれた議会、透明性の高い議会を目指すうえで議員に求められる倫理とはなにか議論されることになりました。

新宿区、立川市、宝塚市、長崎市等の条文を比較検討したり、尼崎市議会政治倫理条例について条例制定の経過を聞き取り調査する等され、平成19年12月に条例案を議長に報告、翌20年6月27日に制定され、同年10月1日から施行されました。

この他にも、議会報告会について。議会インターネット録画中継について等をお聞きしました。


私が特に感じたことと云えば、議会基本条例の策定に関しては「議会改革プロジェクトチーム」(H21年〜、24人に議員の内、20名参加)では議員定数と議会改革に2点に絞っての協議。「議会改革検討委員会」(H22年〜)では議員定数と基本条例についての協議がされていたことはごく一般的な議会改革の動きではないかと思いましたが、平成21年からの市長の意向で開始された「まちづくり基本条例」策定のタイミング。加えて言うなら、それを市民、議会、行政の三者がそれぞれ素案を作成されようとしたことが、市議会の基本条例策定の大きな後押しをしたことになったのではないか。と感じました。

また、議会基本条例素案の住民説明会を知らせる市議会だより臨時号(昨年1月)や今年4月から議会報告会の開催に関する市議会だより臨時号を見させていただきまして、議会側の情熱と住民の皆さんの関心の高さをあらためて感じたところです。

また、今回の視察についての経過および条例の中身に関しましては、議会事務局の方が中心として説明いただきましたが、質問などに関しては議長さんそして資料作成の中心的存在(だと感じましたが?)であろう議員さんから、議員間での協議過程等を交えて丁重な回答を頂きました。
この基本条例が1年半と云う期間の協議を経て検討されたこと、かつその検討に当たっては自由討議で行われ、各議員の方が自由闊達に意見を出し合われた結果から策定されたという熱い想いであろうと感じております。

平成25年6月27日(木)
京都府 亀岡(かめおか)市を訪ねて

亀岡市は京都都市圏および大阪都市圏の双方に隣接、京都府のほぼ中央美に位置し、地形は周囲を山に囲まれた盆地で、中央に保津川の清流が貫いている、人口 約92,000人、面積 約224㎢、議員定数 26名の市です。

議会改革の取組みについてお聞きしました。

亀岡市議会基本条例の前文には「憲法は、地方自治のあり方を定め、地方自治法によって・・・亀岡市議会は、市民の意思を代弁する合議制機関として、自ら公平性と透明性を保持するとともに、豊かな水と緑、先人が作り上げてきた悠久の歴史、伝統・文化を次代に引き継ぎ、市民参加と協働のもと、光り輝く未来につながるまちづくりを推進し、市民福祉の向上に全力を尽くすことを決意し、議会の最高規範としてこの条例を制定する。」と記されております。【紙面の都合で前文のご紹介はできませんが、関心のある方は亀岡市議会HPを】

議長さんの説明をお聞きする中に「亀岡らしさ」と度々出てまいりましたが、この前文こそが「議会基本条例」の全てで「亀岡らしさ」の象徴である。・・・とのことでした。

亀岡市議会における議会改革の取組みは、平成10年10月の議会運営委員会が「地方分権と市議会の活性化」について議論したこと(議会改革を検討する組織 第11期)から始まったとのことです。

その後、平成15年〜 議会活性化検討委員会(第13期)、平成20年〜 議会活性化推進委員会(第14期)、平成23年〜 議会改革推進特別委員会(第15期)と云うような組織において議会改革が検討され、平成25年3月以降は議会運営委員会において協議されました。

年次を追った主な取り組みとしては、平成12年に議長交際費の(政務調査費を含む)
使途などの公開、議員定数の削減 第12期(平成15年〜)30人から28人へ、第13期 (平成19年〜)28人から26人へ、第14期(現在)議会活性化推進委員会、議会運営委員会、全員協議会で検討し定数の変更なしとする。平成16年から質問での一問一答方式の導入が検討され、現在一般質問において一括質問方式と一問一答方式の選択制とされている。平成18年から費用弁償、審議会委員の報酬廃止。所管事項調査のための常任委員会月例開催。平成20年、政治倫理条例の制定。平成20年、USBメモリーによる通告書提出。平成21年、携帯メールによる連絡事項等の議員への配信。本会議休日開催、日曜議会(平成14年 傍聴者74名)、土曜議会(平成22年 傍聴者59名、平成24年 傍聴者96名、平成25年 傍聴者25名)。平成22年 議会基本条例の制定。平成22年 議会報告会の開催。平成22年 事務事業評価の実施。平成23年 会議へのPC等情報端末の持ち込み許可(但し、発信は不可)。平成24年 文書質問実施。平成25年 政策研究会制度の発足。・・・等など。

この中で議会基本条例や倫理条例以外で私なりに関心があったのは、
「常任委員会月例開催」
常任委員会の所管事項調査として、重点施策の経過等について執行機関からの説明を受けたり、審議会の状況報告等のため毎月常任委員会を開催するとのこと。
「文書質問」閉会日の翌日から、次定例会の開会日の2週間前までの間で、各閉会期間中1議員、1回、1項目のみ質問でき、質問文を議長に提出、議長が適当と認めたものを市長に送付し、基本的に2週間を回答期限とし、質問および回答を公開、その都度各議員にも配布するとのこと。
「政策研究会制度」議員3人以上で、テーマを決め研究会を結成し、議会運営委員会の承認を得て活動し、その成果を議会運営委員会に報告。議会運営委員会はその取り扱いを決定するとのこと。

政策提案・提言への道筋として、政策研究会は協議の場としての位置付けとか。・・・等など、こうした取り組みにも「亀岡らしさ」を感じました。


最後に、今回視察させていただきました三田市議会および亀岡市市議会の両市とも、議会改革の先進議会として多くの視察を受け入れられているとか・・・?
両市議会の議長さんや質問に答えていただいた議員さんの答弁からは、ご自身自らが汗を流し、激論を戦い合せ、ご苦労されて今の議会を築きあげてきたという強い自負心を感じた視察であったと感じております。
JDM
                                高橋ひさかず  〒939-0413  富山県射水市串田8043  TEL/FAX:0766-54-1735