
平成25年5月27日(月)
熊本県「宇城広域連合 火葬場『龍燈苑』」
旧の火葬場は昭和51年に供用開始し築後34年が経過、施設の老朽化が進み周辺環境へ及ぼす影響が懸念されたことなどから、施設の大規模改修が懸念されていた。
宇城広域連合議会において協議され平成22年4月に建て替え工事を開始、平成23年3月末に完成し供用が開始された。
新施設は(最近視察する施設全体に感じることであるが)火葬場としてのイメージが感じにくい外観であり、火葬炉自体も最新機器を取り入れられた設備で、火葬時間の短縮や環境負荷の軽減などに配慮されている施設だと感じました。
本市における斎場の整備促進を図るためには�建設地域住民への配慮。�斎場周辺環境への負荷低減。(最新機器の導入)�火葬炉メーカー決定にあたっては、建設費のみならずランニングコストの検討も必要。�PFI方式や民間委託などの運営方法の検討。等などの助言も頂きました。
平成25年5月28日(火)
熊本県「環境モデル都市みなまた」
日本における三大公害と云えば富山の「イタイイタイ病」、三重の「四日市ぜんそく」、そして熊本の「水俣病」と言われておりますが、水俣市では「水俣病」と云う世界に類を見ない公害を経験したまちとして、その教訓を生かしたまちづくりが進められており、市民レベルでの環境保全活動なども熱心に行われているそうです。
例えば、市民の皆さんの実践行動チェックリストとして「地球温暖化を防ぐために」�ごみゼロのまちづくりでは、□(以降、チェック用記号として)お買い物袋を持って買い物に行きます。□ものを大切に使います。etc �自転車・公共交通のまちづくりでは、□ちょっとそこまでは、徒歩や自転車で出かけます。□ノーマイカーデーに参加します。etc �環境学習のまちづくりでは、□海、山、川の自然に感謝し、守り、伝えます。□こども達の未来のために、何ができるか考えます。etc �ISOのまちづくりでは、□家庭版ISOに参加します。□省エネ機器の設置に努め、電気代やガス代を減らします。etc �食と農と暮らしを結ぶまちづくりでは、□家庭団らんの食事をします。□地域のお祭りや催しに参加し、心豊かに楽しく生活します。etc そして最後に、「今、私たちに出来ることをもう一度考えてみませんか?」と記されておりましたが、「地球温暖化」を防ぐためには水俣市のみならず、射水市においても住民一人ひとりが参加し、実践することが大切な「第一歩」であると感じてきました。
平成25年5月29日(水)
福岡県「福岡市立東部療育センター」
障がいの種類にかかわらず地域で総合的な療育を受けられる拠点施設として、対象児童の増加や支援の広がりにこたえて平成23年4月に開設された福岡市内では3番目の療育センターの視察です。
同センターでは、肢体不自由児や知的障がい、発達障がいがある子どものリハビリや生活訓練、家庭内療育についての保護者との相談・助言などを行い、障がいのおそれがある段階からの相談や診断にも応じ、障がいの早期発見と療育につなげているとのことでした。