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カテゴリ
01 視察・研修報告(67)
02 射水市議会報告(48)
03 市政報告会(32)
04 後援会活動(28)
05 私の関心事(51)
06 スポーツ(少年団)(43)
07 ひとりごと(110)
08 南郷の里山を考える会(39)
09 平成25年11月選挙(15)
10 平成29年11月選挙(1)
11 令和3年11月選挙(8)

NEW
2025-01-09 11:08:47
□令和5年12月定例会 会派「自民射水の会」代表質問
2024-12-31 16:35:43
□令和5年9月定例会 一般質問
2024-12-31 15:54:14
□私のレポート原稿 Featured topic(特集)から
2024-12-21 16:58:40
□令和5年7月の豪雨災害に関して!
2024-01-09 07:00:10
□会派「自民射水の会」代表質問
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2017-06-01 21:13:53
平成29年 高橋ひさかず後援会「新年を語る会」が開催されました。

例年同様 約180名余りの方々に参加頂き、新春の後援会行事に相応しく賑やかに開催することが出来ました。


平成29年1月28日(土)

今年のカレンダーを見ると、元旦の1日が日曜日と言う事で、若干行事日程が重なってしまったメンバーの方もおられましたが、第4土曜日が恒例となっております「新年を語る会」が、高岡カントリークラブ レストランにおいて開催されました。


この日も公私ご多忙の折ではありましたが、夏野市長、永森県議会議員はじめ国会議員の秘書の皆さん、元大門町議会議員(同志会)の皆さん、自民党大門連合支部役員の皆さん等など、多くのご来賓の皆さんにもご参加を頂き、新春の後援会行事に相応しく賑やかに開催することが出来ました。

ここで改めまして、ご来賓の皆様はじめ参加頂きました各地区及び各後援会の皆様に深く感謝を申し上げる次第です。

「新年を語る会」では、堀秀夫後援会長の挨拶に続き、夏野市長及び永森県議会議員のお二方からご祝辞を頂きますとともに、私自身も「新年を語る会」と言う事で、この1年にかける思いを述べさせていただきました。
(以下、その内容を掻い摘んで述べさせていただきます)

一昨年はビックイベントが数多くあった年であったと同時に、射水市にとっては「合併10周年」と言う大きな節目の年であり、議員活動において「初心に帰り」行動したいと言う思いから『原点回帰』をモットーとして掲げさせていただき、昨年は秋の「新統合庁舎」が完成をし大島及び布目の庁舎と併せた新しい拠点としての行政サービスが実施される事から『着実な前進』をモットーとして掲げさせて頂きました。

私が選んだ今年のモットーは『有言(有限)実行』。
(以下、小池さんのコメントも交え、私がお話させていただきました今年の想いです。)

『有言実行』とは、言ったことは必ず実行する事。
出来るかどうか?の判断に躊躇(ちゅうちょ)するより、やってみると言う事を大切にして、やってみて初めて「何が足りないのか」「どうすべきなのか」が判るのでは?

私も以前、建設会社の現場代理人として仕事をして来ましたが、特に職人さん相手の管理(品質や工程の)は大変な部分が多く、「やる」と言ったことは必ず実践しないと、人との人間関係づくりの中で「信頼」を得る事が出来ない部分だったと体感をしております。

ましてや今年は、議員活動一期4年の最終年。
皆さんに選んで頂いた事の区切りとして『有言実行』と言うモットーを大切に、再度のご支援・ご支持を頂けるよう頑張って活動を続けていきます。

そして『有限実行』
限りある中で、精いっぱいの実践をする事。
時間と言う人生の物差しの中で、想像力(イメージする力)と創造力(創りだす力)を磨き、目的成就(じょうじゅ)を目指す。
少し思想家めいた部分が強いかもしれませんが、人としての生き方としては大事なことだと思っております。

今年のモットー『有言(有限)実行』を(俗に言う)肝に銘じて、頑張ります!


そして政務活動費の話もさせていただきました。
昨年、県内で大きな話題となった「政務活動費」。
射水市議会「議会改革検討委員会(委員長:奈田市議)」では、昨年の8月末までいろいろな改革案(例えば、新庁舎の開庁を考慮しての質問方式の変更やケーブルTvに加えてのインターネット配信による議会放映等々)について話し合われましたが、最終的に「次回の選挙での議員定数を現行通りの22人とする事」を決められた時点をもって「議会改革検討委員会」の活動終了。・・・とされました。

私としては非常に消化不良な事でして、委員会発足当時に話題となっていた「議員報酬」の件や、今(当時)話題の「政務活動費」加えて「基本条例」の件について、まだまだ委員会で協議すべき事項が残っているのでは?・・・(怒り!)
と、会派内でも申し上げたのですが、議会全体としては「検討委員会」の皆さんの意見を尊重して協議終了となりました。

そこで当時、私が議会運営委員会の委員長をしておりましたので、9月定例会中に吉野副委員長と相談、最終日の議会運営委員会において休会中の協議事項として、今回特に「政務活動費」の改正を検討することを提案し、委員の皆さんのご了承を頂き、素案作りについては正副委員長への一任と言う事にさせていただきました。

以降、11月末(当時考えられた、直近の議会は臨時会だったので)を目途に、副委員長さんと週一以上のペースで協議を重ね、委員の皆さんに素案を示し、改革点(再度の検討課題としての)などについての意見を伺うとともに、会派や各議員の皆さんにもこの素案に関する意見を聞いて頂く事をお願いし、11月上旬には再提示して議会運営委員の皆さんのご了承を頂ける改革案を作る事ができました。

そこで、11月10日に予定されておりました議員研修会の後に議員懇談会を開催、この改革案について議員の皆さんで協議して頂いたところ、いろいろなご意見もありましたが、現時点で市民の皆さんの関心も高い「政務活動費」について、射水市議会として(市民の皆さんからも納得していただけると考えられる)改善できる今回の改革案を、直近の臨時会において議員提案することを、参加者全員(懇談会を欠席されてい方あり)の賛成でご了承を頂けた次第です。

今回の条例改正による大きな変更点は
1、領収書のインターネット公開(平成28年度分から)
2、支払い方法を「前払い」から「精算払い」に変更(平成29年度から)
3、議長に議員に対する収支報告書の修正要求権を付与
の3点が挙げられ、詳細に関しては議会のHPか私のHPを見ていただきたい。・・・旨の話をいたしました。


そして最後に秋の選挙に関しまして、
現時点では堀会長さんはじめ後援会役員の皆さんにも相談をしてはおりませんが、今後(今日ご参加を頂いている)皆さま(自治会や後援会組織の)のご了承を頂けるよう私なりの努力(お願い)をし、7月の後援会総会において「11月の出馬に向けた支援体制の確立」を目指したい。・・・・・・と言う旨の想いを述べさせていただきました。


この1年が射水市はもとよりご参加頂きました皆様方にとりましても「素晴らしい年」となる事を祈念すると共に、そのためにもこれまで以上に議員活動を頑張らなくては!・・・と感じております。


因みに写真にもありますように、第2部として懇親会も開催しておりますが、第1部も含めてこの後援会行事「新年を語る会」(もちろん7月の総会も含めて)には、政務活動費からの支出は(今回も、これまでも)一切行っておりますん!…念のため申し付け加えさせていただきます。
2017-06-01 19:17:41
毎回の事ですが、「新年を語る会」を支えて頂いた皆さんに感謝!!
平成29年1月28日(土)

毎年恒例の、1月第4土曜日に開催しております「新年を語る会」、高岡カントリー駐車場にも若干の雪は残っておりましたが、日中の天気も良く足元を気にすることなく、今年も180名余り(エントリーは187名でしたが、例年この時期には風邪で急遽欠席される方がおられまして)の方々にご参加を頂き、新春の催し物らしく賑やかに「新年を語る会」を開催することが出来ました。


当日の天気は晴れていたとはいえ、駐車場の除雪や、駐車場連絡階段などの人的除雪。会場のテーブル配置の確認、看板の取付、進行役との打ち合わせ等など、後援会役員の方はもちろんカントリーの食堂を運営しておられる(株)ダイナックのスタッフの皆さんにも、前日からの準備などを含めて大変お世話になりました。


この日も昨年同様6時15分から開会と言う事での案内でしたが、一時間ほど前には受付スタッフの皆さんにも集まっていただき、もう皆さん手慣れておられるので受付も大変スムーズな案内をして頂きました。

また、この日の料理関係に関しては個人用の器盛り、テーブル用のオードブル、そして会場後部に設けられた飲み物類やご飯類(特に、ここのカレーの人気が多く)などに多様な対応をして頂き、懇親会がいつも以上に賑やかだったのではないかと感じました。

あらためて、(株)ダイナックの料理長さんはじめスタッフの皆さんには、こちらの要望に的確に応えて頂けた事に感謝申し上げます。




懇親会も終わり参加頂いた皆さんが会場を出られる折には、一人おひとりの方との握手をさせていただき、この一年(特に秋に向けて)の「頑張る力」を頂きました。


本当に、ご参加を頂きました皆様、そして(様々な立場の)スタッフの皆さん、ありがとうございました。ご苦労様でした!
2017-06-01 19:10:59
平成28年12月定例会において「一般質問」をいたしました。

新庁舎で初めての定例会。今回から採用となった「一問一答方式」での質問をしました。


平成28年12月14日(水)

新庁舎での定例会は今回が初めて。
加えて、議会改革の一環として、今回から一般質問において「一問一答方式」および「分割質問・分割答弁方式」が加わり、これまでの「一括質問・一括答弁方式」とあわせて3つの方式を選択できるようになりました。

私は、「一問一答方式」を選択、6番目の質問者として登壇(質問席に)しました。

以降、今回の質問項目と回答を記載いたしますが、発言の概要(質問も答弁も)ですのでご了承ください。
また、再質問もしておりますが、これに関しては回答を聞いたうえでの再質問でして、原稿も回答の控えもありませんので、記載できませんでした。

これらの詳細に関しましては、後日「議事録」として、射水市議会のHPでもご覧いただけますが、とりあえず、私の手持ち資料でわかる範囲で掲載をいたします

大項目 質問事項1「新庁舎への移行に伴う窓口業務などの状況について」
  
【質問1】総合窓口の利用状況について
新庁舎における総合窓口の利用状況において、市民の皆さんの反応はどうか?
(回答:市民生活部長)
 新庁舎においては、証明発行を専門に行う証明書発行窓口、ライフイベント時の諸手続きを一括して取り扱う移動受付窓口、そしてそれぞれの専門的な申請・相談を取り扱う担当窓口と、機能を集約した新庁舎を活かした総合窓口として市民サービスを提供している。
ほとんどの窓口業務を取り扱っていた行政センターと異なり、各担当窓口において来庁舎に対応することで、来庁舎が分散し、加えてフロアーマネージャーが案内する事により「迷わない、待たない、手間取らない」窓口業務が遂行出来ていると考えている。
一部には、新庁舎まで遠くなったとの意見があるものの、複数の業務が新庁舎のみで完結し便利になった事や、一つひとつの業務に係る時間が短縮された事などの評価もいただいている。
今後、年度末からの繁忙期に向けての対応についても、現状の問題点を精査し、より充実した窓口対応ができるよう改善をしていく。

【質問2】新庁舎の評価について
新庁舎自体に関する交通の便や駐車場、新庁舎自体のデザインやエコボイド、各課の配置などについての評価についてはどうか?
(回答:財務管理部長)
新庁舎の開庁に合せて、コミュニティバスが結節する市民病院や小杉駅など、新庁舎を結ぶ基幹路線を新たに設置することにより、市内各地から新庁舎への公共交通の確保を図ったところであり、市民の皆さんからは、使い勝手が良くなったとの声もいただいている。
新庁舎の特徴でもある免震構造やエコボイドの採用については、様々な方面から一定の評価を頂いているが、その一方で、議員各位や市民の皆さまから庁舎内の照明や案内板表示など、施設および設備の運用に関するご意見を頂いており、そのほか、市職員からの職場環境に関する要望もある。

【質問3】新庁舎の機能拡充・改善について
庁舎へ市民の皆さんが多く訪れる機会と言えば、確定申告時や年度末・年度初めの時期だと思う。また職員も新しい職場環境に慣れ、より充実した市民サービスを行う上での改善策の取り扱いに関して、庁舎機能としての改善点の見直しを含めての対応は?
【回答:財務管理部長】
開庁後、様々な方面から改善の指摘のあったもので、すぐに改善できるものについては対応している。
 また、空調など年間を通して評価しなければならないものについては、今後検証しなければならないと考えており、市民の皆さんが利用しやすく、また、職員にとっても効率的に業務が行えるよう、必要に応じて関係かと連携して取り組んでまいりたい。

【質問4】地区センターの利用状況等について
各地区センターの利用状況は?
(回答:市民生活部長)
 現在の地区センターの利用状況は、これまでの行政センターでの取扱件数に対して全てのセンターで減少しており、全体の取扱件数では6割減となっている。
 この要因としては地区センターの取扱業務を、諸証明の発行業務や市民に身近な窓口業務を中心として整理した事の他、地区センターの業務内容や所在地が周知されていない事が大きく影響していると考えられる。
 この事から、市民に対して地区センターを啓発していく事が重要と考えており、広報活動を推進していきたい。
 また、地区センターで取り扱わない業務がある事で、不便になったとの意見も一部の市民から出ているが、現状では大きな混乱はないものと考えている。

【質問5】分庁舎について
大島庁舎や布目庁舎など分庁舎への意見はあるのか?
(回答:市民生活部長)
大島分庁舎や布目分庁舎に行くべきお客様が、新庁舎に間違えて来庁されることがあるが、分庁舎の場所を丁寧にご案内することで大きな問題とはなっていない。

【質問6】ファイリングシステムの現況について
新庁舎への移行のため、統合前から「保管すべき書類などの整理・簡素化・共有化」などを目的に「ファイリングシステム」を採用されたが、現場(各課)での対応状況及び効果は?
(回答:財務管理部長)
ファイリングシステムの導入により、執務室内には前年度及び現年度文書の実を保管することとしたため文書保管スペースが削減でき、新庁舎の執務室を有効に活用することが可能になった。また、文章の検索性、共有化に優れており、事務の効率化が図られているものと考えている。
今後はシステムの円滑な運用に向け、職員研修や実施指導を行い、システムの定着を図る事としている。

【質問7】旧庁舎の保管文書の取扱いについて
新庁舎移行に際して、これまで各庁舎で保管されていた書類関係をどのように管理や処理をされたのか?
(回答:財務管理部長)
 新庁舎以降に際して、各庁舎に保管されていた書類関係は、文書管理規定の保存年限区分(永年、10年、5年、3年、1年)に基づき、公文書の適切な保存を新庁舎や各分庁舎において行うとともに、保存期間が経過した公文書は破棄したところである。
 永年文書については、使用頻度の低いものや歴史的文書を旧大門庁舎の4階に、使用頻度の高いものを新庁舎の6階及び大島分庁舎4階に保存し、それ以外の保存年限のものは、各庁舎の各階書庫に保存している。
 今後は、文書管理システムを活用し、文書担当課である総務課が文書の保存、廃棄に至るまでの一元管理を行う事としている。


大項目 質問事項2「地方創生の取り組み状況について」

【質問1】現在の進行状況について
本年度の当初予算において、「まち・ひと・しごと創生総合戦略」事業費として32億円余りとの説明であったが、これら事業の進行状況はどうなっているのか?
(回答:企画管理部長)
「まち・ひと・しごと創生総合戦略」の進行状況については、平成28年度に予定している事業の全てにおいて、概ね順調に推移していると考えている。
 その成果については、国においても事業費ベースではなく、KPI(重要業績評価指標)で判断することとなっており、事業によっては目標値に達成しつつあるものやそうでないものもあるが、これについても概ね順調に推移していると評価している。

【質問2】総合戦略の新規事業について
新規事業費4億3千8百万円余りの事業についてはどうか?
(回答:企画管理部長)
今年度から新たに実施した約4億4千万円の主な事業として、子ども・子育て総合支援施設の整備や片口保育園の改修は年度内に完了する予定である。
 また、地域おこし協力隊員1名を委嘱し、移住・定住を促進するため市内外に本市の魅力の発信に努めており、概ね順調に推移しているものと考えている。

【質問3】地方創生モデル事業について
一昨年のモデル事業として採択された「サクラマス関係」事業に関して、状況と課題をどのように把握されているのか?
(回答:産業経済部長)
サクラマス市場化推進事業は、地方への人口流入や雇用の創出を狙いとする地方創生加速化交付金を活用しており、現在、マーケティングやプロモーション等のソフト事業を中心に進めている。
 一方、生産拡大や施設整備等のハード事業は別の補助金を活用して対応する予定である。
 なお、近年、全国各地でご当地サーモン等の生産に取り組んでおり、市場化の事例のないサクラマスは特に産地間競争が激しく、先取りが大きな戦略となることから、平成30年度までの3年間で養殖技術の確立を目指す計画である。
 現在の育成状況については、最大2.8kgと大型化にも成功しており、9月に行った採卵では10万粒が発眼するなど、技術力は着々と向上していると感じている。また、地域循環型の完全養殖は前例がないことから、現在、大門漁協及び堀岡養殖漁協における養殖技術の検証や施設診断を公益財団全国水産技術者協会に委託し、高品質かつ生産効率を高めるための調査を進めている。
 ご指摘の飼育水の不足や施設規模についても調査の軸としており、年度内には費用対効果の積算を終え、生産の方向性や施設規模等を確定する予定である。また、施設整備には大きな費用がかかることから、補助金などの調査も引き続き行いながら、(地方創生の交付金を活用した)当事業終了までの3年間で市場化のメドが立つように取り組んでいく。
 関連する鮨米や熊笹の生産技術においても、長期に渡る検証が必要と考えており、当事業終了後においては、他省庁の補助金の活用を検討するなど、検証を続ける計画である。

【質問4】「とやま呉西圏域」都市圏ビジョンにおける観光連携について
5星(呉西)−FIVE☆STAR―プロジェクトにおける『呉西の「稼ぐ力」新創造プロジェクト』では、圏域の多彩な観光資源やブランド特産品(中略)新たな「強み」を創出し、活力に満ちた圏域づくりに繋げる。との事である。
今年の「新湊曳山」においても、映画「人生の約束」の効果や開催日が土曜日だった事などから、例年以上ににぎわった事が記憶に新しいところである。
私自身(県外出身者の県立大学生の方の意見も含めて)「越中だいもん凧まつり」で感じた事であるが、確かこの日は「伏木のけんか山」の開催日と一緒だった事から、日中は「ダイナミックな凧揚げ」夜には「けんか山の華とも言えるカッチャ」を見るようなツアーの企画が良いのでは?と感じたのであるが、圏域内における祭りやイベントなどの観光資源を組み合わせる事により、より一層の「強み」を発揮できるのではないかと考えるが、取組み状況と当局の見解を問う?
(回答:産業経済部長)
 県西部6市は、北陸新幹線開業半年前に新幹線利用促進と県西部地区への誘客推進を目的とした「富山県西部地区首都圏観光キャンペーン」を東京駅とその近郊で連携して実施した。その後も、圏域としての観光振興に取り組んできているところである。
また、先般連携協定を締結した「とやま呉西圏域連携中枢都市圏」とやま呉西圏域都市圏ビジョンでも観光振興に取り組むこととしている。
 とやま呉西圏域都市圏ビジョンでは、圏域の多彩な観光資源を連携させ、圏域観光エリアのPR強化・充実を図ることとしており、観光資源を有機的に組み合わせ魅力的な商品づくりとして協議会で検討し、圏域の魅力発信に努めて行く。

【質問5】合計特殊出生率について
人口ビジョンにおける合計特殊出生率に関して、平成24年が1.54で25年が1.46、26年が1.51と推移をしている。
国勢調査年であった昨年の合計特殊出生率を1.561と設定されていたと思うが、現状はどうであったのか?
(回答:企画管理部長)
 富山県人口動態調査に基づき算出した、本市の平成27年の合計特殊出生率は1.62であり、全国(1.45)、富山県(1.51)より高い状況にある。

【質問6】子育て支援対策の成果について
昨年の合計特殊出生率が1.62であった事を聞いて、本市の特色が良く判る事ではないかと思うが、これまでの政策「子育てするなら射水市で」の効果がどのように表れていると感じているのか?    
(回答:企画管理部長)
これまでの施策の効果については、平成27年の富山県人口動態調査によると、0〜9歳(83人の増加)及び30〜39歳(98人の増加)において、転入が転出を大きく上回るなど、子育て世帯に選ばれる傾向が顕著に表れている。これは、これまでの本市の充実した子育て施策が認知され、効果が表れてきた結果であると考えている。

【質問7】子ども医療費の助成について
中学3年生までの医療費助成を行っている本市にとって、国からの国保会計に関する国の補助制限が廃止されるとのことであるが、市への影響額はどのくらいか?
(回答:福祉保健部長)
国の補助制限廃止による市への影響額については、平成27年度の国保特別会計の決算において補助制限に伴う減額は、未就学児分で約2,600千円である。
 なお、この減額分については、県補助金と一般会計からの繰出金でそれぞれ2分の1、約1,300千円ずつは国保特別会計へ補填されている。
 国の補助制限が廃止されれば、国保特別会計に対するこれらの補填が不要になることから、市の影響額としては、一般会計の繰出金約1,300千円が減額になるものと捉えている。

【質問8】他の子育て支援策の検討について
私なりには子育て支援策と言いえど、これ以上の(例えば、高校生までの)医療費助成と言う事については、問題点が多くいかがなものかと考える。もっと違った施策への転換助成と言う事について考えはあるのか?
(回答:福祉保健部長)
 今回の国の減額措置の一部廃止については、これまで全国知事会・市長会をはじめとする地方6団体で「国の子育て支援策に逆行する」と強く廃止を要望してきた事項である。医療費の無料化は対象年齢が未就学児童までと極めて限定劇であるが、本市の取り組みが少なからず反映されたものとして受け止めている。
 今後、本市が選ばれるまちとなっていくためには、将来にわたって、安心して子どもを産み育てられる環境づくりが必要であると考えており、本市のまち・ひと・しごと創生総合戦略に掲げる少子化対策をさらに充実し、各種施策を推し進めてまいりたい。


大項目 質問事項3「学校施設整備について」

【質問1】小中学校大規模改造等の交付金採択について
長きにわたり(最長2年)国の補助が採択されずに、滞っていた小中学校の整備に関して、市長提案理由説明にもあったように「この度の国の補正予算における交付金の内示を受け、当初予算で予定されていた6校の学校整備が着手できる運びとなった」とのことであるが、今の感想と今後の工事予定について問う?
(回答:教育委員会事務局長)
学校施設は、本市の未来を担う子どもたちが生き生きと学び、生活をする場であるとともに、地域住民にとっては、生涯にわたる学習、文化、スポーツなどの活動の場であり、非常災害時には、避難所としての役割も果たす重要な施設であることから、その老朽化対策については、市の重点課題と捉え、国に対して強く要望してきたところである。
 このたび、国の平成28年度第二次補正予算において交付金の内示を受け、市内6校の小中学校において、校舎の大規模改造並びにグラウンド改修の整備に着手することとなった。
 議員各位には、これまで国への要望活動に対し、多大なお力添えを賜り、あらためて厚くお礼を申し上げる。
 今後、工事に当たっては、今年度中に順次着手する予定であるが、事業量やこの先、降雪期をむかえることなどから、実質的には次年度へ繰り越して実施していく見込みである。
 その際、仮設教室での授業やグラウンドでの活動に制限がかかる期間もあるが、学校の春休みや夏休みに工事を集中させるなど、児童・生徒や学校運営への影響を最小限にとどめ、より良い学習環境において円滑な学校教育が実施されるよう鋭意整備を進めていく。

【質問2】耐震化事業と大規模改造事業の今後について
今回の6校の整備をもって、本市における学校施設整備での「耐震化と大規模改造」の予定が終了出来る事になったと思うが、その考え方で正しいのか?
(回答:教育委員会事務局長)
 これまで、学校施設の整備については、建物の建築年数や老朽度を勘案し、耐震化工事の推進と併せて順次計画的に進めてきた。
議員ご発言のとおり耐震化については、平成26年度末をもって市内全ての小中学校で完了している。
また、大規模改造については、建築後概ね30年前後経過した施設を対象に実施してきており、今回の片口小学校及び小杉南中学校の改修をもって一区切りとなる。
 今後は、建築後40年以上を経過した建物の更新時期をむかえることになり、長寿命化改良等の改修を検討していくことになる。

【質問3】当初計画からの変更について
国の補助採択がなかなかされなかった関係で、市の当初計画から(補助対象外に)変更せざるを得なかった工事内容などはあるのか?また、あればその事業への対応策について問う?
(回答:教育委員会事務局長)
 今回の交付金採択を受けて実施する事業の中で、大島小学校のグラウンド改修工事については、当初平成27年度に屋外運動場照明設置工事と併せて実施を計画していたが、国の交付金不採択が続いた事により、ここまで実施を見送ってきた。
 平成28年度から、屋外運動場照明設置工事が国の交付金制度の対象外となり、独立行政法人日本スポーツ振興センターが実施するスポーツ振興くじ助成金(TOTO助成金)に変更となった。
 このことから、交付金の採択を受けたグラウンド改修工事を先行して実施し、照明設置工事は、今後、スポーツ振興くじ助成金を活用した実施を検討してまいりたい。

【質問4】施設の長寿命化について
これまでの説明では、今後は「施設の長寿命化」対策への移行と言う事であるが、その大規模改造と長寿命化の違いはどういう事であるのか?また、長寿命化対策はいつからが対象になると考えられているのか?
(回答:教育委員会事務局長)
学校施設の大規模改造は、経年により通常発生する学校建物の損耗、機能低下に対する現状復旧措置が主なものであり、本市においては、具体的には、建築後30年以上経過した建物の外部及び内部の両方を同時に全面的に改造し、教育環境の改善を図るものである。
 一方、長寿命化については、本年9月に策定した射水市公共施設等総合管理計画の中で、公共施設全般において今後の基本方針の一つに掲げており、学校施設においても、今後更新時期をむかえる建物の対策として中心的な方向性と考えている。
 具体的には、構造体の劣化対策を要する建築後40年以上を経過した建物について、コンクリートの中性化対策、鉄筋の腐食対策等の構造体の長寿命化及び水道、電気、ガス管等のライフラインの更新を実施し、建物の耐久性を高めるものである。
 国(文部科学省)では、平成25年度から長寿命化改良事業の補助制度を創設し、大規模改造事業と比較して、交付税措置があるほか、補助対象工事の上限額がないことや、補助単価が有利に設定されている。
今後、建築後40年以上を経過する該当校について、総合的に対応を検討してまいりたい。

【質問5】中村地区の住宅造成について
富山高岡広域都市計画区域区分の変更に関して、本市において「住宅系の土地利用を誘導するため」と言う事で、大門・中村地区の約10ha余りが変更されたが、ここでの住宅戸数はどれくらいで、いつ頃から宅地としての分譲が始まる見込みがあると考えられているのか?
(回答:都市整備部長)
今般の区域区分の見直しにおいて、中村地区では10.3ヘクタールが市街化区域に編入されたところである。その内、既存宅地等を除く、新規の開発可能面積は約4ヘクタール程度と考えている。
 この開発区域の規模から推定できる分譲区画数は100区画をやや上回る程度と考えている。
 また、当地区での宅地供給は民間活力に委ねることから、現時点では、明確な時期を示すことは困難であるが、市としては極力、早期の分譲開始を期待している。

【質問6】児童数の予測に対応する問題点について
中村地区の児童は「大門小学校」への通学になると思うが、今年度初めの児童数は860人余りだったと記憶をしている。児童数の予測と教室の確保に関して、現時点で考えられる問題点はないのか?
(回答:教育委員会事務局長)
 大門小学校の児童数は、本年5月1日現在で861人である。
 市では、6年後の平成34年度の児童数を現時点から約250人減少した600人と見込んでいる。
 中村地区の住宅地造成の区画数を考えると、教室の不足等が生じることはないものと考えている。

【質問7】児童・生徒数と学校施設整備との整合性について
大門小学校では、現在でも特別教室数の確保が難しかったり、職員室や保健室が狭いと言った話を以前から聞いている。
また、大門中学校の教室数も結構手一杯な状況だと感じているのだが?
こうした事業計画を進めていく過程での担当課間での協議の進行状況について伺う?
(回答:教育委員会事務局長)
近年、大門小学校及び大門中学校の児童・生徒数は、区域内の住宅分譲が順調に進行し、増加傾向で推移してきたところであり、必要となる教室については、余裕教室の活用や増築等で対応してきたところである。
 将来的な見込みでは、両校の児童・生徒数とも減少に転じて行くものと考えられているが、今後新たな宅地造成に伴う児童・生徒数の増加に対しては、関係部局間での情報共有を励行しながら、市の人口増加対策と協調して適切な対応に心がけてまいりたい。
2017-06-01 18:58:41
射水市議会における政務活動費見直しについて

平成28年11月臨時会において「条例の全部改正」がされました。


【これまでの経過】
射水市議会では政務活動費の使途の透明化を図るため、県内自治体に先駆けて、平成21年度(平成20年度分)から政務活動費の支出先を会派から議員個人に行う事に変更し、支出内容(支出日、支出項目、支出先、支出内容、支出金額)をインターネットで公開するとともに、市民からの収支報告書の閲覧請求に応じてきた経緯があります。

本市議会における「議会改革検討委員会」が8月29日の議員懇談会(主たる議題は議員定数について)をもって終了した事から、政務活動費に関して(特に最近、県内での問題を重く受け止め)これまで以上に使途の透明化や運用の厳格化を図るべく、9月から議会運営委員会において政務活動費のあり方についての検討を重ね、先の11月10日(木)の議員懇談会において「政務活動費のあり方の見直し」について、議会運営委員会で検討して作成した案を参加議員(欠席者あり)に示したところ、出席議員の全会一致により了承された事から、11月29日に開催された臨時会において見直し内容を反映した条例改正案を提出し、可決されました。


射水市議会における政務活動費見直しの概要


1、領収書のインターネット公開(平成28年度分から)


これまでは、支出内容(支出日、支出項目、支出先、支出内容、支出金額)の一覧を公開していましたが、領収書を含めた収支報告書を公開することとします。(平成28年度分から、次年度の6月末までに公開)
 これにより、透明性を向上することで住民の監視・チェックが容易になるとともに、閲覧手続きをすることなく領収書を自由に閲覧して頂けるようになります。

2、支払い方法を「前払い」から「精算払い」に変更(平成29年度から)


これまでは、政務活動費を4月と10月に30万円ずつ支給する「前払い」を行っていましたが、平成29年度からは、四半期ごとの「精算払い」とします。
これにより、議員の使い切り意識が解消されます。
 ※月額5万円を基礎とし、年額の上限が60万円であることはこれまでと変わりません。

3、議長に議員に対する収支報告書の修正要求権を付与


議員が提出した収支報告書について、その内容に疑義がある場合、議長が議員からの聞き取りや調査を行い、明らかに不適切な支出であると確認された場合や、議員がその支出内容について明確に説明ができない場合には、議長が議員に対して修正を求める事とします。
2017-06-01 16:17:43
【平成28年12月定例会】での質問

12月補正予算に関する予算特別委員会での質問 (12月10日:持ち時間20分)


【質問項目1:ふるさと射水応援寄附金について】

【小項目質問:その1】
今年度の寄付の状況は?

ふるさといみず応援寄付金について、今回は9月補正以後に寄付を頂いた808件1519万5千円いうことである。
 昨年は一昨年に比べ倍以上の寄付をいただいたと記憶をしているが、今年度、今回の補正も含めて合計金額が2329万7千円ということであるが、このペースはどのような状況と言えるのか。

【答弁:長谷川財政課長】
 今回の補正については、補正予算のシメという部分もあり10月末時点での、ふるさといみず応援寄付の額という形ででさせていただいたものであり、累計は23,29万7千円と、昨年と比べると件数、寄付金額ともに昨年度を下回っている状況である。
 しかし、11月に入ってからは昨年度を上回る状況となっており、11月末までの寄付金額の累計は41,343千円と、昨年の同時期と比べ100万円ほど上回って推移している。

【小項目質問:その2】
寄付金の活用対象事業の指定先を拡充されたが、その影響は?

 私も市のホームページを見させていただいた。
 ふるさといみず応援基金の活用先についてということで、平成27年度での基金充当金3600万円、そして28年度での基金充当金7600万円に関する説明もされていた。こういったことは非常に大切なことであり、評価をする。
 ふるさとに貢献したい、応援したいという気持ちを寄付という形にして納税をしていただいたみなさまにも、ひきつづき説明をする責任があると思っている。
 
ところで、寄付を頂いた方々からの活用先の指定について、昨年は市長一任がいちばん多くあったと記憶しているが、この7月から活用の指定先を10項目に拡大された。
 このことについて、どのような変化があったのか。

【答弁:長谷川財政課長】
 ご指摘のように、昨年度、寄付の使途について指定されていない方は約37%という形で最も多かった。
 
そこで、本年7月から対象事業を10事業に拡大させていただいたところ、実際には子育てに関する支援という30.8%と最も多く、また、活用先を指定されていない方については27.6%となっている。
 これについては寄付の活用事業を拡充したことにより寄付者が自分の意向をより直接的に事業を指定できるようになったという部分もあることから、寄付者の意向にも影響を与えたものと考えている。

【小項目質問:その3】
射水市のイメージアップとなるような情報発信をすべきでは?

人口も財源も東京に集中していることから、財源問題に関しても、東京に集中しているものを如何に、有効に寄付をいただけるかということが大事なことと考える。
 
また、寄付に皆さんの気持が伝わっていることを十分に周知され、新年度予算にも活かしていただきたい。
 このふるさと納税については返礼品目当てで寄付をされている方が多いのではないかとの問題点も含め、もし県外の方が多いとなると射水市のイメージをどのように想像されて本市に寄付をされているのか、
 また、どのようなところを、魅力と捉えることができるのか、知り得るような手段を検討してみることが大事なことと考えるのだが。

【答弁:長谷川財政課長】
 ホームページで紹介させていただくとともに本市の対象となる事業についての取り組みという部分についても積極的にPRをしていきたいと考えている。
 寄付者が3大都市に集中していることは事実であり、ふるさと納税を通じて、そのような都会の方が本市のどのような事業分野に関心を持っておられるのか、さらにはどのような特産品に魅力を感じておられるのかの情報の蓄積にもなるのではないかと考えている。
 まして、このような情報については、今後の移住促進事業や農林水産業、観光戦略事業を考える上などに活用できるのではないかと考えている。


【質問項目2:市内交差点での安全対策について】

【小項目質問:その1】
市道 堀内土合線と県道井栗谷大門線の交差点での安全対策荷を問う。

次に、市道交差点の安全対策について伺う。
 市道堀内土合線が整備をされ、市道八塚線の延伸として県道新湊庄川線に接続できるようになり、小杉地区あるいは大島地区から高岡駅南や砺波方面に行く場合に大門地区の市街地の環状線的道路整備がされたのではないかと感じている。
 最近、この堀内大門線と県道大門井栗谷線の島地内の交差点で事故が多く発生するようになった。この交差点は俗に言う、田んぼの真ん中にある。
 比較的障害物もなく見通しも良いのであるが、市道側にある一旦停止を見落としての交差点侵入が主たる原因ではないかと推察をしている。
 この交差点の状況把握と安全対策について伺う。

【答弁:前川道路・河川課長】
 この交差点は、平成25年に市道堀内土合線の整備に併せ新設されたもので、その際に、交通安全施設を管理する富山県公安委員会と、交差点の協議、指導を受ける中で、優先道路の捉え方や「一時停止」などの規制の他、「止まれ」文字や「道路を狭窄するイメージの減速標示」を組み合わせ、出来る限りの安全対策を講じてきたところである。
 実際のところ、解決につながる決定的な方策については現時点では思いつかないというのが現状であるが、今後は警察等と協議しながらどういった対策がとれるか、また効果があるかについて検討をして参りたいと考えている。

【質問】
 建設当時に、警察、公安委員会、当局などと十分に協議をされたことは了解したが、最近は射水市のみならず、県内外で見通しの良いところで事故が多発していると聞く。
 これまでも道路表示方式の変更や改善などの取られた結果、事故件数が減少した事例があると射水警察署で伺った。
 
加えて、我々市議会としても、先の9月議会では本市における交通事故での死亡者数が急激に増加していること、また、県内の死亡事故者数のうち高齢者の皆さんの死亡割合が極めて多く、深刻になっていると勘案し、高齢者の死亡事故の防止に関する決議を行い、市をあげて交通死亡事故を防止する実効性のある取り組みを早急かつ強力に推進し、安全で安心な射水市の実現を期したことから考えて、視覚的に対応は済んでいるとしても、近づくにつれ路面からハンドルを通して衝撃が感じ取れるような道路の整備など、もう少し善処をする必要があるのではないかと私は思うわけであるが、今後はどのように対応されるつもりなのか。

【答弁:北本都市整備部長】
 ご指摘の交差点については、道路管理者として成しえる実施はしたつもりである。
 正直なところ、これといった決め手がない現状である。
 私どもからの提案であるが、高齢者の方もおられるということで、視野で周知していただくことは既に限界であり、ただいまご提案のあった、音や振動で認識をしていただく手法として原則シートを交差点の手前の車道に貼りつけて、その効果を検証してみたいと考えている。


【質問項目3:コミュニティセンターの機能について】

【小項目質問:その1】
施設利用の見直しをする時期に来ているのではないか?

地区コミュニティセンター及び自治会公民館の機能についてお伺いをする。
現在市内には27の地域振興会がそれぞれのコミュニティセンターを中心に各地区の特色を活かされて色々な活動をされているものと思っている。
 
そこで、本市も合併後10年が過ぎ、新庁舎の完成を期により一層の公共施設の集約化を進めるとともに効率の良い環境の整備を考えた場合、施設の利用体系の見直しも必要な時期に来ているのではないかと考える。
 
例えば、今定例会において旧新湊中学校の武道館の改修に伴う介護予防施設の運営についての報告があった。最近特に老人クラブ等の高齢者の皆さんには屋内での軽スポーツとして、カローリングに親しまれているケースが増えているとの事である。
 介護予防の観点から考えても大変喜ばしいこととは思うが、各コミュニティセンターにそうした、カローリングができるような軽運動場があるわけでもないし、体育館では冬の寒さが気になってしまうとのことである。
そこで、近くの軽運動場のある他地区のコミュニティセンターの利用を計画した場合、その施設が空いていても、他地区のものが利用すると利用料が発生する規定になっていると聞く。
 
同じような話をスポーツ少年団の単位団からも聞く。
 その趣旨は市民の公共施設の利用にあたっては、利用料の徴収が原則であるとのこと。そこで施設を管理される方から、当地にお住まいの方は何人いるのか、とか、老人クラブやスポーツ少年団はそれぞれ市の上位団体に登録をされている方々であると思うが、使用目的や範囲に沿って効率の良い利用環境の整備を考えた場合、こうした施設の利用に関しては施設が空いていること前提に利用者が登録断定であることや月や週の利用条件などの諸条件を整えた上で、市民の皆さんが利用しやすいような規定の見直しの時期に来ているのではないかと考えるのだが。

【答弁:塩谷地域振興・文化課長】
 コミュニティセンターの減免については、地域振興会の構成団体や社会福祉協議会に登録してあるボランティア団体が、その目的および市民協働事業として利用する場合、10割減免としている。
 また、一定基準を満たすサークルについては、コミュニティセンターの前身である公民館時代の経緯を踏まえ、事前に各コミュニティセンターに登録することによって、週1回の利用に限り10割減免としている。
 このほか、市内の総合型スポーツクラブ5団体については、設立の経緯を踏まえ、5割減免としている。
 
公共施設の減免については、受益と負担の適正化といった観点から、その設置目的を踏まえ、必要最小限の範囲で設定すべきと考えている。
 ご指摘あった、老人クラブやスポーツ少年団のコミュニティセンター利用について、地域の枠を取り払い、当該地域遺体の活動も減免対象にした場合、サークル要件を満たさず有料で活動している地域住民との間で、受益と負担の公平性が損なわれることが懸念される。
 こうしたことからもコミュニティセンターの減免基準を拡大することは難しいと考えるが、議員の意見を踏まえ、現行規定の範囲内での弾力的な運用について、地域振興会の意見も聞きながら、検討してまいりたい。
JDM
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