
奈古中学校、38年の歴史に幕を閉じることになりました。
平成25年3月22日(金)
新年度からの射水市立新湊中学校の開校にあわせ、奈古中学校の閉校式が関係の皆様ご出席の下、同校体育館において開催されました。
閉校式は生徒会長の塩谷君が校旗を持って会場に入場、国歌斉唱、夏野市長の式辞の後、私も市議会議長として挨拶をさせていただきました。
学校長挨拶、生徒会長挨拶、校歌斉唱と続き、校旗が塩谷生徒会長から亀田校長先生に、亀田校長から大代教育委員長に返納され、教育委員長の閉校宣言を持って閉校式が終了となりました。
私の挨拶の主たる部分は次の通りです。
奈古中学校は昭和53年に当時の新湊中部中学校と新湊東部中学校とが統合し創立された経緯がありますが、今日の閉校式をもって38年の歴史に幕を閉じることになりました。
この間、時代の要請、地域の期待にこたえるべく様々な分野において数々の活動がなされ、本市の中等教育の充実や地域の発展に大きく貢献されてきたことに関し、歴代の校長先生や教職員の皆さん並びに同窓生の皆さんのたゆみないご努力と、奈古中学校をしっかりと支えていただきましたPTAおよび地域の皆さんのあたたかいご支援に対し、心から敬意を表しますとともに深く感謝申し上げる次第です。
本校は生徒一人一人の個性を活かし柔軟な思考力を養うなど、生徒の自主自立性を尊重し、創意あふれる特色ある教育環境の充実に鋭意努められ、多くの優秀な卒業生の皆様が社会でご活躍をされているとお聞きしておりますが、生徒の皆さんも本校での貴重な経験を糧に、新年度から開校される新しい中学校において希望に満ちた新しい道を一歩一歩、力強く進まれることを期待しております。
等などです。
また同日の夜には、第一イン新湊においてPTAや同窓生はじめ多くの関係の皆さんが参加をされて「ありがとう、そして未来へ」のサブタイトルにふさわしい想いでの『感謝の集い』が開催されました。
私も来賓として一言ご挨拶をさせていただきましたが、祝宴の途中には同校の卒業生である澤武紀行さんが「荒城の月」「オー・ソレ・ミオ」などの独唱をされましたが、私としてはアンコールで歌われた和田アキ子さんの「あの鐘を鳴らすのはあなた」が特に印象に残りました。
「あの鐘は」生徒の夢・目標であり、「あなた」は生徒諸君で、先輩からの応援ソングではないかと感じた「感謝の集い」でありました。