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2006-04-20 03:27:27T介護施設
 ◆T介護施設
建築場所:氷見市柳田
| 2006-04-19 13:53:16風土生かした家屋再生を
2004年6月7日 北日本新聞 談論
現代の優れた建築物は、デザインありきではなく、周辺の環境を加味しながら形づくられている。一方、県西部に点在する吾妻建ちの家屋は歴史と風土によって構築されたものであり、先人の技術者と住人の努力によって培われたものと言える。
吾妻建ちの顕著な特徴は、切妻の大屋根で妻入りの形式をとっていることや、建物の方角が東向きであることなど。南西の強風は屋根に沿って吹くことになり。屋敷林が植えられ、建物を風から守っている。
現在の瓦葺き切妻屋根は、明治以降に普及したもので、庭、広間、座敷の間取りは昔ながら。土間が床上化され、中廊下が導入されるなどしたが、仏事などは座敷で行うなど基本的な変化はない。庭の造りは、時代とともに変化した部分はあっても、自然との一体感を損なうことなく現在に至っている。
だが在来家屋は、生活の場が北寄りになっていることや個室が少ないことを考えれば、家屋の再生が望まれるだろう。
その際は、安易に取り壊し、新しい部材を持ち込むだけではいけない。広間の枠の内には、家の格式を反映して立派な木材が使われているケースがある。自身では、枠の内を移設してギャラリー兼応接間に再生した事例もあり、部材の役割再考が求められる。
様式を認識した上での再生であれば、家屋が生かされる。母屋や蔵、納屋の配置にしても、川や山との位置関係から、地域によって上、下の位付がされ、整然と配置されている。自然の理にかなった建物や敷地利用であることを理解することが欠かせず、文化として継承されることが必要だ。
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JDM  |
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